斬新なオケ配置で新たな響きの創造を目指す

デア・リング東京オーケストラ、公開レコーディング開催

公開日 2015/05/15 18:01 季刊オーディオアクセサリー編集部
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録音プロデューサーでもある西脇義訓氏が指揮を手がけている「デア・リング東京オーケストラ」は、公開レコーディングを5月22日(金)に行う。会場は所沢ミューズ アークホールで、チケットは1,500円。

過去に行った「英雄」の収録風景

2013年に創設されたデア・リング東京オーケストラ。従来のオーケストラの常識にとらわれない新しい楽器配置に挑戦している実験的なオーケストラで、録音プロデューサーでもある西脇義訓氏が指揮を手がけている。第一弾として録音した「ブルックナー:交響曲第3番「ワグネル」」は、オーケストラメンバー全員が前向きの配置で演奏するという収録方式を採用していた(録音:所沢市民文化センター ミューズ アークホール)。

また、「ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」」では、ヴァイオリンなどの弦を、半円状の6組のクァルテットとして配置(録音:三鷹市芸術文化センター「風のホール」)。そのユニークな録音方法で、多くのオーディオ評論家から高い評価を得ることとなった。

「英雄」の楽器配置図。弦は半円状の6組のクァルテットを2列に配置。木管は一列に並び、金管は1番奏者を外側にし、トランペットとティンバニーは左右にわけて配置

そのデア・リング東京オーケストラのレコーディングが特別に公開されることとなった。今回も新たな配置を予定しているということなので、オーケストラの録音に関心のある方はぜひ足を運んで欲しい。

■日時
2015年5月22日(金)
14時〜16時30分(開場:13:30)

■場所
所沢ミューズ アークホール(大ホール2000席)
所沢市並木1-9-1(西武新宿線「航空公園」駅より徒歩10分)

■収録予定曲
ブラームス:交響曲第2番
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
※レコーディングの一部をご覧いただくもので、作品を通してお聴きいただくものではありません

■チケット
全席自由 1,500円
(ミューズメンバーズ 1,000円 ※ミューズチケットカウンターのみの取り扱い:04-2998-7777)

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