蛍光表示管技術を応用

コルグとノリタケ、新しい真空管「Nutube」共同開発

2015/01/22 ファイル・ウェブ編集部
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(株)ノリタケカンパニーリミテドと(株)コルグは、楽器・音響機器用の新しい真空管「Nutube(ニューチューブ)」を共同開発したと発表した。

Nutube

Nutubeの特徴は、従来の真空管比2%以下の電力で動作するという大幅な省電力化を実現したことと、従来比30%以下の容積という小型化を実現したところ。また、30,000時間の長寿命も確保している。取り付け治具不要で、基板への直接取り付けが行えることもポイントだ。

開発にあたっては、ノリタケカンパニーリミテドの子会社であるノリタケ伊勢電子が製造する蛍光表示管の技術を応用している。この蛍光表示管は真空管と同様の原理を有するもので、このノリタケの蛍光表示管技術の構造を工夫することでNutubeが実現した。これによって上述の通り、従来の真空管に比べ、大幅な省電力化や小型化、品質向上に成功したという。

なお、このNutubeを搭載した製品は、2015年内の発表を目指して現在コルグが開発中とのことだ。

【問い合わせ先】
(株)コルグ
TEL/042-379-5822

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