スピーカーボックスはバックロードホーン型とバスレフ型

フォステクス、「FE103-Sol」用ボックス2製品と「PM0.1」用グリル4色

公開日 2014/06/23 16:06 ファイル・ウェブ編集部
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フォステクス カンパニーは、スピーカーユニット「FE103-Sol」専用のスピーカーボックス2製品と、スピーカー「PM0.1」専用スピーカーグリル「SN0.1」4色を7月中旬より発売する。

■スピーカーボックス「BK103-Sol」「YK103-Sol」
・BK103-Sol(バックロードホーン型)¥50,000(1台・税抜)
・YK103-Sol(バスレフ型)¥25,000(1台・税抜)

BK103-Sol

YK103-Sol

スピーカーユニット「FE103-Sol」専用のスピーカーボックス。「BK103-Sol」がバックロードホーン型で、「YK103-Sol」がバスレフ型を採用している。スピーカーユニットの端子と内部配線を接続し、付属ネジでスピーカーユニットを取り付けるだけで組み立てられる。

両機種とも入力端子には接点損失の少ない銅削り出しの金メッキターミナルを採用。また、内部配線にはOFC同芯撚り線を使用し、入力端子からスピーカーユニットまでの音質劣化を防ぐよう配慮している。

BK103-Solは、バックロード本体部とホーン開口部となるスタンドとの2ピース構造を採用。本体部とスタンドをセパレートすることで、ホーン開口部に不要な振動が伝わることを軽減している。そして板材はシナ合板とMDFを使用した複合キャビネットを採用。これにより「板厚t12でありながらバックロードホーンとして必要な強度と適度な響きを保有しながらも付帯音を軽減し、明瞭度の高い中域と力強い低音再生を可能にした」という。

また、デザイン面ではバックロード本体部には板材の木目を生かしたパーシモンオレンジ塗装、スタンドはダークブラウンというツートンカラーを採用している。

外形寸法は200W×874H×335Dmmで、質量が8.7kg。

YK103-Solは、t15 MDFをバッフル、天、底、側面に用い、裏板にt12 MDFを組み合わせ。これにより不要な振動を逃がし、スピーカーボックス全体の強度分布を最適化している。そのほか、突き板にバーズアイメープルを採用。パーシモンオレンジ塗装と突き板の木目による仕上げを採用している。

外形寸法は152W×296H×239Dmmで、質量が3.1kg。

■PM0.1専用スピーカーグリル「SN0.1」

SN0.1

アクティブスピーカー「PM0.1」(関連ニュース)専用スピーカーグリル「SN0.1」は、全4色をラインナップ。価格は1,000円(1ペア・税抜)だが、4色をセットにして3,000円(税抜)でも販売する。

カラーバリエーションは、ジェットブラックの「SN0.1(JB)」、ネイビーブルー「SN0.1(NB)」、マスタードイエロー「SN0.1(MY)」、ボルドー「SN0.1(BX)」という4色。本体付属のスピーカーグリルとは異なり、FOSTEXのエンブレムを装備している。

なお、PM0.1発表時にはスピーカーグリルが着脱式かどうかについては触れられていなかったが、今回の発表にあたって、同社はグリル構造を初めて公開。着脱方法の動画を同社公式サイトにて公開する予定だ。

さらに4個のフットも付属。PM0.1の底面や側面に貼り付けることで、通常では傾斜のあるPM0.1を直立させたり、逆に傾きを強めたり、横に倒した状態で上向きにするなどといった使い方ができる。

付属フットで設置角度を変えることも可能

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