ハイレゾの魅力を実体験できる貴重なイベントが開催

ビクタースタジオでの「ハイレゾ体感試聴会」をレポート!

公開日 2014/03/11 11:58 季刊Net Audio編集部
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ビクターエンタテインメントは、独自のハイレゾ音源配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music」を立ち上げ、2月6日より配信を開始した。「カジュアル」というコンセプトも支持され、すでに多く方から好評を得て、順調にダウンロードが行われているという。

ハイレゾ体験試聴イベントが開催されたビクタースタジオ(撮影:君嶋寛慶)

さて、このハイレゾ配信の核となるビクタースタジオでは、より多くの人に、ハイレゾ音源の素晴らしさを実際に体験してもらおうということで、第1回目となる「ハイレゾ体感試聴会」を、3月8日に開催した。これは、「VICTOR STUDIO HD-Music」内で募集をかけ、すぐに定員に達したものである。

当日の参加者は約30名。簡単な説明を行われた後、ビクタースタジオのスタジオ長、秋元秀之氏が自ら先導して、通常一般の方は入ることのできないレコーディングスタジオを案内し、スタジオ内の響きの大切さに加え、マイクの違いなども解説。

まずは普段入ることのできないレコーディングスタジオのポイントを秋元秀之スタジオ長が解説(撮影:君嶋寛慶)

その後、ラージモニターが設置された202スタジオに入り、ハイレゾ音源の試聴が行われた。まずは、圧縮音源とCD同等レート、そして96kHz/24bitのハイレゾ音源の比較試聴や、CDマスターからハイレゾ化する独自技術「K2HDプロセッシング」による、ハイレゾ化の効果試聴が行われた。

そして小型な家庭用のウッドコーンシステムでも、ハイレゾの魅力を体感し、最後にリリース前のハイレゾ音源のデモが行われ、盛りだくさんの内容の試聴会は終了した。

ハイレゾ体験試聴会は、202スタジオで行われ、参加者はその素晴らしいサウンドに、満足そうに頷いていた(撮影:君嶋寛慶)

今回試聴をした参加者は、通常体験できない比較試聴などに、真剣に耳を傾け、ハイレゾ音源の違いと魅力を十分理解でき、非常に満足そうな表情であった。
このような、試聴イベントは、今後ハイレゾの楽しさ伝え、広めていくためにはとても大切なものであろう。次回は4月26日(土)に開催を予定しているので、興味のある方はぜひ参加をしてほしい。

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