スピーカー「Quinta」と組み合わせてデモ

【CES】ユニゾンリサーチ、DSD対応USB-DAC搭載新プリメイン「Triode25」公開

2014/01/09 オーディオ編集部:伊佐山勝則
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米ラスベガスで開催中の「2014 International CES」。イタリアの真空管ブランド UNISON RESEARCHのブースでは、プリメインアンプの新製品「Triode25」を出展している。同社の3ウェイスピーカーシステム「Quinta」と組み合わせたデモンストレーションも行っている。

UNISON RESEARCHの新型プリメインアンプ「Triode25」。USB DACが搭載され、発売時にはDSDにも対応する予定だ

同ブランドのブースでは「Triode25」を同社の3ウェイスピーカーシステム「Quinta」と組み合わせて、デモンストレーション

「Triode25」はプッシュプルウルトラリニアのクラスAB構成のプリメインアンプ。トライオードとペントードのセレクトが可能で、出力は前者が22W×2、後者が45W×2を実現する。使用真空管はパワー段がEL34×4、プリ段がECC83×2とECC82×1で、バイアス調整はマニュアルとオートの切り替えが可能。カップリングコンデンサーにはムンドルフ製のものを採用するなど、コンパクトながら徹底的に音質にこだわった仕上げとしている。

さらに本機にはUSB入力用のDACも搭載され、発売時にはDSDにも対応できる仕様になるという。そのほか5つのアナログ入力端子に、テープアウト/サブウーファーアウトも搭載し、機能的にもかなり充実したモデルとして日本でも注目が集まるはずだ。ぜひとも国内での展開にご期待いただきたい。

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