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開発中製品の参考出展続々

<ハイエンド>エスカートのアーシング機能搭載PC用ボード「EVA」など、DTルーム一挙レポート

ファイル・ウェブ編集部
2013年10月11日
本日10月11日(金)から10月13日(日)まで、オーディオイベント「ハイエンドショウトウキョウ2013」が東京・有楽町の東京交通会館で開催されている。本記事では、オーディオアクセサリー系製品を手がけるブランドなどが並ぶDTルームの出展内容をレポートする。

エスカート

エスカートは、MISTRALブランドの新製品となるPC用オーディオボード「EVA」を出展している。PCから発生する電気ノイズを、磁気損失により熱エネルギー変換して吸収するというボードで、15インチPC用の「EVA-U15」、13インチPC用の「EVA-U13」、Mac miniサイズの「EVA-Umini」の3種類をラインナップする。

EVA

PCの下に設置して使用する

周波数帯域は100MHz〜10GHzをカバー。内部には特殊な接着構造を採用することで、ボードのダンピング効果を高めており、PCだけではなくHDD等の制振にも効果があるとのこと。ベースには、熱伝導率に優れたアルミ素材を採用している。

さらに、本機側面にUSBポートを備えており、PCとUSB接続することで簡単にアーシングが行えるところもポイント。シャーシのシールド効果をさらに高めることでSN比を向上させる。

本機側面のUSBポートからアーシングも行える

価格はU15が36,750円(税込)で、U13が33,600円(税込)、Uminiが27,300円(税込)。発売は10月下旬〜11月上旬を予定している。今回のハイエンドショウでは、実際にPCの下に設置して本機の効果を体験できるデモを実施している。

EVAの効果が体験できるデモを実施

そのほか、開発中であるarteブランドの音響拡散パネルも参考出展。サイズは45cm角で、PVC素材を採用している。音響拡散効果を高めつつ、本体の軽量化も実現した。価格は未定とのことだが、11月末頃には製品化を予定しているとのことだ。

開発中であるarteの音響拡散パネルも参考出展

そのほか、MISTRALのケーブル製品なども展示している


木曽工業

木曽工業は、電源BOX用オーディオボード「IP-22」や開発中であるインシュレーターなど、ゴム素材がベースの制振材「有機高分子ハイブリッドシート」を使用したアクセサリー製品を展示している。


IP-22

脚部に有機高分子ハイブリッドシートを使用している
従来、アクリル樹脂をベースにしていたところをゴムに変更することで、制振性能を高めたことがポイント。開発中のインシュレーターはボール型形状で、表面を偏光メタリック仕様としている。

開発中のインシュレーター


佐藤商事

佐藤商事は、9月に設立したばかりの新ブランド BIRCH SOUND(バーチサウンド)の製品を出展。ルームチューニングパネルを中心とした、様々なオーディオアクセサリーを展示している。

ロシアンパーチを素材とした様々なアクセサリーを展示している

同社製品は、ロシア産白樺耐水合板のロシアンパーチを素材としている点が特徴。ロシアンバーチは重厚かつ均質な素材でありつつ、上品なデザインも魅力としている。 BIRCH SOUNDでは、チューニングパネルをはじめ、オーディオラックやスピーカースタンド、電源ボックス、オーディオボード、インシュレーターまで幅広いラインアップを揃えている。


香川大学工学部

香川大学工学部は、同大名誉教授の工学博士 岡本研正氏が開発する新増幅素子を使用した“次世代型アンプ”「ダイスターオーディオアンプ」を参考出展している。

ダイスターオーディオアンプ

このアンプは、発光ダイオード(LED)とフォトダイオード(光センサー)だけで構成する新増幅素子「ダイスター」を応用してオーディオ向けに開発されたもの。オーディオ向けとするにあたって、フォトダイオードをより光発電能力が高いシリコン太陽電池に替えた。これにより、従来のトランジスター型アンプと比較してノイズを約1/1000に抑えたという。

ダイスターの仕組み。上部の発光ダイオード部を、下のフォトダイオード部に近づけることで電気を増幅する

内部は、一般的なアンプに搭載されるIC(集積回路)や真空管などの増幅素子を使用せず、一組のLED&シリコン太陽電池で構成されており、そこに抵抗とコンデンサーを加えただけの超シンプル構造としている。

ブース内では、この「ダイスター」を採用したプリアンプとパワーアンプを用意し、実際にスピーカーと接続して音質を確かめられる試聴デモを実施している。開発を行っている岡本教授もブースに立っている。

「ダイスター」を採用したプリアンプとパワーアンプの接続部

ダイスターオーディオアンプの1号機となるモノラルのモデルも参考出展している


イカワテクノロジー

イカワテクノロジーは、OPSOLU(オプソル)ブランドの端子クリーナー「端子クリン」を大きくアピールしている。

イカワテクノロジーのブース

端子クリンを大きくアピール

端子クリンは形状別に全11機種を揃え、壁コンセントからスピーカーまで18種類の端子に使用できる。本体には特殊配合された軟質PVC樹脂を使用しており、凹凸形状の極小ブレードにより凸部で端子表面の汚れをこすり落とし、凹部に付着沈殿させ端子外部へ排出する。クリーナー1カ所につき、20個分の端子まで繰り返しクリーニングできるとのこと。同社ブースでは、製品の無料配布も行っている。

無料サンプルも配布している


ネットスタッフ

ネットスタッフのブースでは、インフラアコースティックスのアナログベース「AN-0604a」や「AN-0504g」を出展。ブース内には実際にLPプレーヤーを用意し、アナログベースの除振性能を確かめられるデモを実施している。

AN-0604a

AN-0504g


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