5mm×5mmの小型パッケージ

ESS、スマホにも搭載可能な新オーディオ用DAC「ES9018-2M SABRE32」を発表

公開日 2013/06/28 18:27 ファイル・ウェブ編集部
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ESS Technologyは、オーディオ用ステレオDAC「ES9018-2M SABRE32」を開発。サンプル出荷を開始した。1,000個時のサンプル価格は1チップあたり12ドルで、評価用ボードも250ドルで用意している。

様々なオーディオ機器やAV機器に搭載されている、2009年に登場したSABRE32 Reference DAC「ES9018」の最新バージョン。2チャンネル/32ビットの音声を高品位にD/A変換できる。小型の28ピンQFN(5mm×5mm)パッケージで、オーディオ機器やAV機器だけで無く、スマートフォンやタブレットにも搭載が可能だ。通常動作時でも40mW以下、スタンバイ時では1mW以下の省電力設計としていることも特徴だ。

性能面では、127dBのダイナミックレンジと、0.0001% (-120dB) の全高調波歪率を実現。デバイス内の、ほかのクロックのジッターの影響を受けない点も特徴だ。DAC内の変調器「HyperStream」は、高精度な変調と安定性を実現したことが特徴。また「Revolver」技術は、時間軸のジッター除去を行いながら、広いダイナミックレンジが得られる。

またES9018-2Mは、シンクロナスモードとアシンクロナスモードの、2つの同期モードをサポート。いずれのモードでもPCMやDSD、S/PDIF入力を384kHzにアップサンプリングすることができる。

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