最終日は4月14日

70年代のポップミュージックシーンをテーマにした企画展が開催中

公開日 2013/04/05 20:05 季刊 analog編集部
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既報の通り、「70’バイブレーション!」と題した1970年代の日本のポップミュージックシーンをテーマにした企画展が、神奈川県横須賀美術館で開催されている。


この企画展は、様々なアーティスト達の出現によって日本の音楽シーンが大きく変わった70年代を、その時代の音楽と、写真・雑誌・映像・ファッションなどを通して振り返ろうというもの。

メインとなるのが、パネルの展示。1960年代末から80年までを1年ずつ区切り、その1年がどのような年だったかをレコードジャケットやポスターで表現しようというものだ。

使用されているジャケットやポスターなどは、もちろん全て当時のものである。このパネル展示以外にも、当時のパンフレットや音楽雑誌、コンサートチケットなど、今ではなかなか目にすることのできない貴重な資料が、会場の随所に展示されている。

著名カメラマンが撮影した、当時のコンサート写真やアーティストの写真も壁に数多く展示。70年代の熱気を伝えてくれるものばかりだ。

1年をレコードジャケットやポスターで表現

選りすぐりの名盤達をアナログ盤で楽しむ「アナログ盤試聴会」は毎日11:00からと14:30からの2回行われる。貴重なオリジナルアナログ盤が多く使用されているので、ここも注目していただきたい。


貴重な写真が多く展示されている

レコード会社の広報資料など、関係者でなければ見ることのできなかった資料も多い
入場者が無料で参加できるトークショウは週末に開催。4月6日(土)14:00からはシンガーソングライターのなぎら健壱、4月13日(土)14:00からは鋤田正義と井出情児の2人の写真家によるトークショウが予定されている。開場は開演の30分前。「70's バイブレーション!」の入場者であれば自由に参加できる。ただし座席は50席なので、入場者多数の場合は立ち見、または入場できない場合もある。

アナログ盤の試聴に用いられているオーディオシステム

開催地等の詳細は下記の通り。

●会場 横須賀美術館(横須賀市鴨居4-1 TEL 046-845-1211)
 京急線「馬堀海岸駅」または、JR「横須賀駅」から観音崎行きバス「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車
●開催期間 3月16日(土)〜4月14日(日)※4月1日(月)は休館
●開催時間 10時〜18時
●入館料 当日 1,000円(前売り 一般800円 学生500円)
※高校生以下無料
※前売りはチケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)で発売中

横須賀美術館

美術館の前には海が広がる

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