ATOLLの新製品も多数展示

<ハイエンド>DYNAUDIO、10月24日国内発売の「Xeo」をデモ ー ATOLLのネットオーディオプレーヤー速報

2012/10/05 Phile-web編集部
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5日から7日まで東京・有楽町の交通会館で「ハイエンドショウトウキョウ2012」が開催される。本項では「Jルーム」に出展するDYNAUDIO JAPANのブースを紹介する。


DYNAUDIO JAPANのブース
ワイヤレススピーカー「Xeo」はいよいよ10月24日発売

DYNAUDIOからワイヤレス対応のアクティブスピーカー「Xeo」(関連ニュース)が発売される。既に今春の「ハイエンドショウトウキョウ2012スプリング」に出展したDYNAUDIO JAPANのブース(関連ニュース)などで、Xeoのサウンドを聴かれた方も多くいると思うが、国内での発売時期についてはステータスが未定になっていた本シリーズが、いよいよ10月24日に発売される運びとなった。


Xeo3

Xeo5
ラインナップはフロア型の「Xeo 5」と、ブックシェルフ型の「Xeo 3」。カラーバリエーションはブラックとホワイト、仕上げはハイグロスとサテンの2種類がラインナップする。スピーカーは専用のワイヤレストランスミッターとセットになっており、それぞれ2.4GHz帯の高品位なデジタルワイヤレス伝送に対応している。電源やボリュームの操作が行える専用リモコンも付属する。


Xeo3の背面端子部

Xeoのワイヤレストランスミッターとリモコン
今回のイベントでは、「Xeoシリーズ」と「Confidence C2 Signature」がスピーカーの主役モデルとして、交互にデモを行っている。

ATOLLからUSB-DAC搭載CDプレーヤー/ストリーミングプレーヤーの発売も予告

同社が取り扱うフランスのATOLLブランドからも新製品が紹介されている。


CD200se2

CD100se2
「CD200se2」は192kHz/24bit対応のUSB-DACを搭載するCDプレーヤー。「CD100se2」はその兄弟機で、こちらのUSB-DACは96kHz/24bit対応。光デジタル入力も備える。ともに振動吸収構造を持つドライブメカを内蔵し、肉厚のアルミ製フロントパネルにより、安定した筐体を確保。制振性能を高めている。リモコンも付属する。カラーバリエーションはともにシルバーとブラックが用意され、価格は200seが241,500円(税込)、100se2が168,000円(税込)。型番に「N」の付くデジタル入力非対応バージョンも発売されている。


CD100se2の背面端子部
セパレートアンプにもプリアンプ「PR400」、パワーアンプ「AM400」が登場する。カラーバリエーションはブラックとシルバー。PR400、AM400ともに価格は493,500円(税込)。


PR400
PR400は電源部が170VA×2、コンデンサーの総容量は85000μF。5系統のRCA、1系統のXLR入力を備えるほか、USB端子も搭載する。プリアウトはRCA/XLRともに2系統ずつ搭載する。感度は350mV、SN比は100dB、歪率は0.005%/1kHz、周波数帯域は5Hz〜200kHz。


AM400
AM400はブリッジ接続にも対応するステレオパワーアンプ。出力は300W×2(4Ω)。入力はXLR/RCAの両方に対応する。1chあたり8個のMOS-FETを搭載。内部は完全な2対のモノラルアンプにより構成され、1015VAのトロイダルトランス、総容量111300μFのコンデンサーを装備している。

これらの新製品に加え、ATOLLのネットワークストリーミングプレーヤーに関する情報の一端が明らかになった。

同社スタッフが「今日本国から送られてきたばかりの情報」として紹介してくれた製品が、ATOLLの本国フランスで発表されたばかりの「ST200」「ST100」。ネットオーディオ再生に対応しており、FLAC/WAVの最高192kHz/24bitデータをストリーミング再生できるという。iOS/Android対応のリモコンアプリもATOLLから提供される予定だという。


ATOLLから発表されたばかりのストリーミングプレーヤー「ST200/ST100」。フロントパネルに大きなモニターを備える
欧州や日本国内での販売時期に関する情報は本日時点ではまだ明らかにされなかったが、同社スタッフは「今月19日から開催されるオーディオ・ホームシアター展に、間に合えばぜひ出展したい」と意気込みを語ってくれた。期待して待ちたい。

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