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音質を追求した新シリーズ

<IFA>ティアック、新シリーズ「Reference501」 − DSD対応USB-DACやプリメイン/CDプレーヤーなど

Net Audio編集部:浅田陽介
2012年09月01日
ティアックは現地時間の8月31日よりドイツ・ベルリンで開催中のIFA 2012にて、同社ピュアオーディオコンポーネントの新モデルとなるReference501シリーズを参考出品した。

TEACのブースは、オンキヨー、ギブソンUSAと合同で展開されている

本シリーズはヘッドホンアンプ、CDプレーヤー、プリメインアンプ、USB DACの4つで構成される。いずれのモデルもプロ機を彷彿とさせるフロントパネルを持ったA4サイズのコンポーネントだが、これは「ネットオーディオ時代に求められるサイズ感」から採用に至ったとのことだ。

この春に開催されたヘッドホン祭でも登場したReference501シリーズが参考出品されている

筐体は全て剛性の高いアルミを採用しており、振動対策を徹底。高級オーディオのノウハウをふんだんに投入した造りとなっていることも見逃せない。価格はいずれも100,000円前後が予定されている。

それではその内容を見ていこう。

まず、この9月に日本での発表が予定されているという「HA-501」。本機はアナログ入力のみに的を絞ったヘッドホンアンプで、最大1,400mWの出力を誇るモデルだ。フロントパネルにはダンピングファクターの切り換えスイッチも用意されており、さまざまなタイプのヘッドホンを鳴らしきるための工夫が盛り込まれている。

ヘッドホンアンプのHA-501。ダンピングファクターの切り換えスイッチなどをフロントパネルに装備する

HA-501のリアパネル。入力はアナログに特化しており、RCA×2、XLR×1を装備。RCA×1のアナログ出力を装備しており、ボリューム回路はその隣に設けられたスイッチでバイパスさせることもできる

次に、CDプレーヤーの「PD-501HR」。最大の特徴は、DSD形式の音楽データをDVD-Rなどに書き込んで作成できるDSDディスクの再生に対応していることだ。最大で5.6MHzのDSDデータの再生が可能で、ドライブメカには同社オリジナルのスロットイン・メカニズムを高品位オーディオ用に設計し直したものを搭載している。

プリメインアンプのAI-501DAは、DACを内蔵したプリメインアンプ。68W×2chの出力を誇るA級動作のモデルで、USB DAC部は最大192kHz/24bitに対応するとのことだ。フロントパネルにはVUメーターも装備するなど、オーディオ的な魅力を凝縮した一台といえるだろう。

DSDディスクの再生に対応したCDプレーヤーPD-501HR(上)とUSB DAC内蔵プリメインアンプAI-501DA(下)

AI-501DAの現時点でのリアパネル。まだ試作となるが、デジタル入力はUSB(タイプB)の他にRCA同軸、光TOSの搭載を予定。アナログ入力はRCA×2を用意する。スピーカー端子も大型の高品位なものが搭載される予定となっているほか、サブウーファーアウトも用意される

最後はUSB DACの「UD-501」。本機は、最大192kHz/24bitのサンプリングレートに対応したモデルで将来的には382kHz/32bitへの対応も検討しているモデル。内部は左右独立させた構成を採用したほか、192kHzアップコンバート昨日のON/OFFの搭載など、同社がこれまで培ってきた技術をふんだんに投入した仕様となっている。注目点は多いが、なかでもDSDネイティブ再生にも対応する予定であることが大きな注目点だ。

DSDネイティブ再生への対応も予定されていいるUSB DACのUD-501

DSDの再生方式について詳細は明らかにされていないが、いずれにしても、現在大きな注目を集めているDSDネイティブ再生への対応は、ネットオーディオファンにとって大きな魅力となることは間違いないだろう。

PD-501HR、AI-501DA、UD-501の3機種は現在開発が進められており、発売は11月頃を目指しているという。

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