山平和彦トリビュート・ライヴ、いよいよ6月17日(日)に開催 − 浦沢直樹の出演も急遽決定!

公開日 2012/06/12 15:19 季刊 アナログ編集部
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『季刊 analog』をはじめ、音楽誌各誌で健筆をふるう和久井光司による評伝『放送禁止歌手 山平和彦の生涯』(河出書房新社刊)と、未発表音源3タイトル(ブリッジから発売)のリリースが話題となり、再評価の声が一気に高まっている山平和彦。

『放送禁止歌手 山平和彦の生涯』(河出書房新社刊 ¥2,520)

1972年に『放送禁止歌』でベルウッドレコードの第1弾アーティストとしてデビューするも、タイトル曲が放送禁止、収録曲2曲が発売禁止となり、音楽とは別のところで“時の人”となった伝説のシンガー・ソングライターだ。

山平和彦「氷河期」(BRIDGE193 ¥2,500)

山平和彦&JAP「ブロークン・ジャパニーズ」(BRIDGE194 ¥2,500)

その後、東海ラジオの深夜番組で絶大な人気を得た山平は、秋田から岐阜に移り住み、東海3県のまわる「キャラバン・コンサート」でライヴ・アーティストとしての本領を発揮する。

しかし74年、彼がプロデュースしたマイペース (秋田時代からのバック・バンドだった) のデビュー・シングル「東京」が歌謡ヒットとなったことで状況は一変、ニューミュージック化を嫌った山平はひっそりと引退していった。

そんな山平が再び注目を集めたのは、99年に森達也が制作したTVドキュメンタリー『放送禁止歌〜歌っているのは誰? 規制するのは誰?』に出演したからだ。

22年ぶりにメジャーなメディアで歌を披露した山平は、それをきっかけに音楽活動を再開、入魂のシングル「羊が6万匹」を発表したが、04年10月12日に自宅近くの交差点でひき逃げ事故に遭い、帰らぬ人となった。

山平和彦「ラスト・ライヴ2002/4/20」(BRIDGE195 ¥2,500)

『放送禁止歌手 山平和彦の生涯』は、知られざる山平の半生にスポットをあてるとともに、70年代のフォーク・ブームと青春群像を総括する一冊。

直木賞作家の重松清氏も、《「時代と共に変わることをしくじった人」の矜持と哀しみを描く旅は、優れた青春小説にも似て、ホロ苦く、甘酸っぱく、胸に染みる》と絶賛している。

そんな山平の歌を、彼にゆかりのあったシンガーが歌うライヴ「TRIBUTE to YAMAHIRA」が渋谷BOXXで開催される。

フォーク界の長老・小室等、かつて「女ボブ・ディラン」と謳われた中山ラビ、大病を克服しての出演となる斉藤哲夫、久々に音楽を披露するとうじ魔とうじ……といったゲスト陣に加え、フォーク少年だったというマンガ家・浦沢直樹の出演も急遽決定した。

オリジナル・メンバーのマイペースと、和久井光司スペシャル・バンドによる山平ナンバーも聴き逃せない、一夜かぎりの大イヴェント(サイン会もあるそう)だ。


TRIBUTE to YAMAHIRA
日時:6月17日(日) 午後4時30分開場、5時開演
会場:渋谷BOXX(公園通り上がり、NHKとAXXのあいだ)
料金:全席指定・前売¥5,000、当日¥5500 (ドリンク代¥500別途)
出演:和久井光司スペシャル・バンド
   マイペース
   小室 等
   斉藤哲夫
   中山ラビ
   とうじ魔とうじ
   杉 正太郎
   スペシャル・ゲスト / 浦沢直樹

前売券は、チケットぴあ、ローソンチケット、e+で発売中。
当日券は会場で午後4時より販売される。

スペシャル・バンドを率いる和久井光司

フォーク界の長老・小室等


急遽出演が決まった浦沢直樹

『季刊 analog 20号』にインタビューが掲載されている中山ラビも出演

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