従来機の価格も、より手頃なものに改定

豪DEQX(デックス)からHDデジタルプロセッサー・ハイエンドモデル「HDP-4」

公開日 2012/02/20 19:08 オーディオ編集部
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Kurizz-Labo(クリズラボ)は、スピーカーの潜在能力を引き出しルームアコースティックの改善を図る、オーストラリアDEQX(デックス)社のHDデジタルプロセッサー「DEQX(デックス)」の新製品として、192kHz/24bitデジタル入力対応のハイエンドモデル「HDP-4(Preamp/Processor ¥680,000)」を発売開始した。


Cirrus Logicの最新型ADC、Burr Brownの第3世代DACを搭載の最新モデル、HDP-4
DEQXは、スピーカーとオーディオルームの周波数特性を整えるプロセッサー、チャンネルデバイダー、DAC、プリアンプの各機能を備える新しいオーディオ機器。DSP機能を搭載しており、測定・補正を含む初期設定以外はPCを接続せずに使用できる。

スピーカーや室内の音響特性を測定し、その結果から補正ができるほか、リニアフェイズの超高性能チャンネルデバイダーを駆使し、シングルアンプからマルチアンプまで多彩な再生システムを自在に構築可能。自作オーディオファンに必須の機能も満載の内容となっている。

HDP-4は、「HD(High Density=高密度)プロセッサー製品における革命的な次世代マシン」という位置づけのモデルで、シーラスロジック社の最新型ADCとバーブラウン社の第3世代DACを搭載する。192kHz/24bit対応のTOSリンク、BNC、RCA、XLRデジタル入力に加え、デジタル出力とアナログバランス出力も標準装備する。また、PCやネットオーディオ対応のUSBオーディオ入力もオプションで用意される。

HDP-4は、192kHz/24bit対応のTOSリンク、BNC、RCA、XLRデジタル入力、さらに、デジタル出力とアナログバランス出力も標準装備する。また、PCやネットオーディオ対応のUSBオーディオ入力にオプション対応

ボディには、ピュアオーディオグレードのシャーシや、12mm厚のアルミヘアラインフロントパネルを採用(シルバーとブラック)するほか、BNCなど精密コネクターの採用を特徴としている。

また今回のHDP-4の発売と同時に、HDPシリーズのリファレンスモデル「HDP-3(プリアンプ機能つき)」は ¥550,000に、スタンダードモデル「HDP-Express(プリアンプ機能なし)」は¥330,000に価格改定された。

なお、国内の輸入販売元となるKurizz-Labo(クリズラボ)では、既存のDEQXユーザーへの特別キャンペーン「Upgread_Path」(2月20日〜3月31日までの期間限定)も実施している。詳細は下記の問い合わせ先まで。

●DEQXのラインアップ
・HDP-4(Preamp/Processor)新製品 ¥680,000 192kHz/24bitデジタル入力のハイエンドモデル
・HDP-3(Preamp/Processor)New price ¥550,000 HDPシリーズのリファレンスモデル(プリアンプ機能つき)
・HDP-Express(Processor)New price ¥330,000 スタンダードモデル(手持ちのプリアンプをご利用の方へ)

<HDP-4の主な仕様>
●デジタル入力(192kHz/24bit)
・TOSリンク、SPDIF(RCA)、SPDIF(BNC)、AES/EBU(XLR):(標準装備)
●デジタル入力(192kHz/24bit)
・USB Audio:(オプション:夏頃発売予定)
●アナログ入力
・RCA入力-1系統、XLR入力-1系統:(標準装備)
●アナログ出力(出力はDC結合)
・RCA×6(3Way×2):(標準装備
・XLR×6(3Way×2):(標準装備):オプションでトランス出力も可能
●デジタル出力(標準装備)
・SPDIF(BNC)×3(L1/R1、L2/R2、L3/R3):(標準装備)
・SPDIF(BNC)×1(DSP Pass 96kHz/24bit):(標準装備)
●キャリブレーションソフトは最新の Ver.2.70 をHDP-4用にアップデートして使用

●DEQXの輸入販売
Kurizz-Labo(クリズラボ)
TEL&FAX/0267-45-6166

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