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好評発売中!『Net Audio 05』付録情報 − PCを最先端オーディオマシーンに変貌させる「SSC-X」

オーディオ編集部
2012年02月03日

好評発売中『季刊・Net Audio Vol.5』
独立創刊号となり好評発売中の『Net Audio vol.05』。今回は、『Net Audio vol.05』の付録ディスクにも収録している横浜ベイサイドネットのオリジナルWindows PC用アプリケーションソフト、デジタル・オーディオプロセッサー「SSC(サウンドステージコンダクター)」の最新バージョン「SSC-X」をご紹介しよう。

SSC-X(フルレンジバージョン\21,000)は、高音質ファイルプレーヤーも内蔵

●価格が大幅に手頃になり一層使いやすく進化した最新の「SSC-X」

PCをプレーヤーの代わりとして、音楽ソースの再生・保存に利用するだけではなく、オーディオシステムの中心に置いて入力ソースのコントロール(リニアフェーズ・イコライザー)から、音質のコントロール(マルチチャンネル補正システム)、ボリュームコントロールなどを一貫して行えるようにするのがデジタルオーディオプロセッサーである。

「SSC-X」は、Windows 7(32/64bit)にインストールすることで、PCを超強力なオーディオマシーンに変貌させてくれる、ネットオーディオユーザーにとって盟友ともいうべきソフトウェアだ。

「SSC-X」は、より幅広いユーザーの方々が手軽に楽しめるよう、同社の従来製品「SSC-1」からフォノEQとchデバイダー機能を省いた2ch構成を基本としている。これにより価格も大幅に下がり、¥21,000(フルレンジバージョン)を実現。新機能も加え、使い勝手も大きく進化した。なお、フォノEQとchデバイダー機能が必要な場合は、あとから追加購入できる。

『Net Audio 05』誌の付録ディスクには、この「SSC-X」の30日無料体験用・評価版を収録しているが、評価版にはフォノEQとchデバイダー機能も収録している。

記事では、SSC-Xを使うことで、どんな魅力があるのか、機能ごとに効果や音質についてを解説している

●使い勝手や操作性を向上し、ソース源も格段に拡げた

「SSC-X」は、シンプルな右端表示のGUIを採用している。これにより、ディスプレイ上の占有比率を下げ、見やすく機能的になった。エリア拡大表示つきのタッチパネル用スライダーも搭載するなど、操作性の向上も図っている。

音楽ソースの入力ファンクションは、3種類に増加。オリジナル・ファイルプレーヤーによるファイル再生用と、USB-DACなど外部入力用、さらにループバック(LoopBack)という入力を新設している。これは、iTunesやMedia Playerなどで再生したソースにも対応するもの。このファンクションにより、インターネットラジオなどのソースも簡単に入力でき、SSCを通して最適化した音で聴くことが可能となった。

●再生ソースの周波数特性がひと目で分かるグラフも新設

新機能としての注目ポイントは、再生する音楽ソースの周波数特性グラフをリアルタイムでディスプレイに表示する機能「FFT ANALYZER」だ。これは、再生中の音源にどんな周波数帯域が、どれだけのレベルで入っているかを即時に表示できるもの。CDからのリッピング音源が元となっていれば、現在のフォーマットが異なる場合でもその周波数帯域から判断ができる。場合によっては録音したマイクの限界や、ノイズの混入なども分かるものだ。

●接続はシンプルで操作も簡単。USB-DACがあればOK

接続については、従来のSSC-01はchデバイダー機能を使用する関係から、i-Linkなどに対応するデジタルI/O機器(インターフェイス)が必要だったが、SSC-Xでは、ネットワーク内蔵のスピーカーシステムやフルレンジスピーカーを使用する場合、一般的なUSB-DACが使える。

SSC-XはUSB-DACがあれば、基本動作が可能。機能ごとに用意するべき周辺機材も、実例を挙げて紹介

例えば、横浜ベイサイドネットで扱っているファイヤーストーンオーディオの192kHz/24bit対応USB-DAC/DDC「I LOVE TAIWAN」や、96kHz/24bit対応でADC内蔵のUSB-DAC「Fubar IO MKII」などでも接続が可能となる。

また、デジタルプリアンプとしての機能も持ち、DACからパワーアンプへ入力すれば良い。これによって手頃な価格かつ簡単な操作と接続で、SSCの魅力を楽しむことができる。

●測定と補正の機能を使えば、スピーカーと部屋の音質を向上

スピーカー特性の補正と室内音響の補正についても、従来バージョンにさらにインパルス応答の表示が加えられるとともに、測定グラフの視認性や補正の操作性を向上している。より簡単な操作で、スピーカーシステムと試聴空間の再生環境を補正できるようになった。

難しい印象のある測定と補正は、デジタル処理によって分かりやすく簡単な操作で実現

測定用マイクを用意し、マイク入力に対応するADコンバーターを介してPCに入力し、スピーカー単体とリスニングポイントの周波数特性を測定できる。ディスプレイに表示された波形を見ながら補正を行うことで、スピーカーシステムやリスニングルーム環境の周波数特性の凹凸や癖、位相の乱れなどを改善することができる。

この補正機能は、ケーブル交換や調音グッズなどでは克服しにくい音質の改善が図られることから、一度その効果を聴くと手放し難くなるものといえそうだ。また、補正をする以前に、リスニングルームでディップの少ない場所を探すなど、最適なセッティングおよび聴取位置を判読して試聴環境を追い込み、整えるためのツールとしても有効活用できるだろう。

●chデバイダーとフォノEQはアドオン方式で追加が可能

フォノEQ機能はEQカーブを38種と多彩に装備し、位相歪みのない正確なアナログディスクのイコライジングを可能としている。またchデバイダー機能は、スピーカーシステムのネットワークを排してダイレクトに各スピーカーユニットをアンプで駆動する、マルチウェイ駆動を可能とし、最大で8ウェイまで対応する。各ユニットごとに測定と補正を実施することで、ネットワークパーツの影響を排するとともに、手間のかかる理想的な数値の設定を簡単に行うことができる。これは自作派にとっても重宝する機能といえるだろう。

PC用ソフトとしても、機能をアドオン式にして絞り、価格を下げた最新バージョンSSC-X。より少ない予算からでも、PCを最先端オーディオマシーン化し、その魅力を体験できるように進化を遂げている。本誌記事では、開発者による使い方や効果も解説しているので、まずは、付録をぜひ体験してほしい。導入すると、あなたの音楽再生、ネットオーディオ環境が大きく変貌するだろう。

<SSC-Xの取り扱い>
(有)横浜ベイサイドネット
TEL/045-212-3682

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