DAC/DDCとしても使用可能

マランツ、iPhone対応のCDプレーヤー「CD6004」を発売

公開日 2011/08/05 16:38 ファイル・ウェブ編集部
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(株)ディーアンドエムホールディングスは、マランツブランドのCDプレーヤー「CD6004」を9月上旬に発売する。価格は49,800円(税込)。


「CD6004」
CD6003の後継機。本体色はシルバーゴールドで、フロントパネルを3ピースで構成する、同社従来製品と共通のM-1デザインを採用した。なお、Pure Basicシリーズ専用サイドウッドパネルを装着することも可能だ。


Pure Basicシリーズ専用サイドウッドパネルを装着することも可能
前面にUSB入力端子を装備し、iPodやiPhoneからのデジタル音声入力や、USBメモリー内の楽曲再生に対応。iPod/iPhone操作は、直接iPod/iPhoneを操作するダイレクトモードと、CD6004のリモコンで操作するリモートモードに両対応している。もちろん、iPod/iPhoneの充電も行える。

前面にUSB入力端子を装備する

なお、CD/CD-RWディスク内の音楽ファイル再生にも対応。MP3/WMA/AACの再生が可能だ。なおUSBメモリーの場合、これらに加えてWAVの再生も行える。なおディスク/USBメモリーのいずれも対応サンプリング周波数は48kHzまでとなっている。

シーラスロジックの「CS4398」を搭載

DACには上位機にも搭載しているシーラスロジックの「CS4398」を搭載。CD6003と比べ、DACとクロック回路を近接させることでクロック信号ラインを短くした。またクロック発振器も、従来品より振動や温度変化への耐性を高めたものを採用した。

同軸/光デジタル出力端子も装備。音楽CDだけでなく、iPod/iPhoneやUSBメモリーからの入力信号もリニアPCMで出力することができ、本機をDDCとして使用することもできる。

背面端子部

筐体内は左側に電源回路、中央にメカとデジタルオーディオ回路、右側にアナログオーディオ回路を配置。また1mm厚のメインシャーシに1mm厚のボトムプレートを加えた、2層構造のダブルレイヤードシャーシを採用した。

なおアナログオーディオ出力回路には、マランツオリジナルの高速アンプモジュール「HDAM」「HDAM SA2」を採用。オペアンプを使用しないフルディスクリート構成とすることで、歪みやノイズを抑えるとともに、スピードを高めた。

アナログ回路ではほかにも、フィルムコンデンサーに上位機と同じ音質対策パーツを投入したほか、アナログ回路用電源のブロックケミコンにカスタム品を採用。さらに整流回路には低ノイズかつ高速なショットキーバリアダイオードを使用している。

機能面では、デジタル出力やFLディスプレイを停止させるAudio EXモードを搭載。クイックリプレイや外部タイマーを使ったタイマープレイも使用できる。

リモコンは「RC004CD」で、CD6004本体の操作だけでなくマランツ製アンプの基本操作にも対応している。



【問い合わせ先】
株式会社 ディーアンドエムホールディングス
マランツ お客様ご相談センター
TEL/03-3719-3481

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  • ジャンルCDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドMARANTZ
  • 型番CD6004
  • 発売日2011年9月上旬
  • 価格¥49,800(税込)
【SPEC】●チャンネル:2チャンネル ●周波数特性:2Hz〜20kHz ●ダイナミックレンジ :100dB ●SN比(A-Weighted):110dB ●高調波歪率(1kHz):0.002% ●消費電力:32W ●外形寸法:440W×105H×338Dmm ●質量:6.6kg