音展 in AKIBA 2009

多数の注目スピーカーが試聴できるフォステクス/TUNAMI「最終章」モデルなど新製品多数のオヤイデ

公開日 2009/11/13 20:12 Phile-web編集部
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■小柳出電気商会

富士ソフトアキバプラザ会場の5階にブースを出展するオヤイデは、今回多数の新製品を発表している。一つずつ順にみていこう。

・オーディオケーブル「TUNAMI TERZO


TUNAMI TERZO RR

TUNAMI TERZO XX
本機はTUNAMIシリーズの「最終章」として登場するオーディオラインケーブル。11月20日発売を予定。価格はRCAタイプの「TUNAMI TERZO RR」が¥23,100(0.7m・ペア税込)、¥26,040(1.0m・ペア税込)、¥28,350(1.3m・ペア税込)、ケーブル延長50cmにつき¥5,040(ペア税込)となる。XLRタイプの「TUNAMI TERZO XX」が¥31,500(0.7m・ペア税込)、¥34,400(1.0m・ペア税込)、¥36,330(1.3m・ペア税込)。ケーブル延長は同じく50cmにつき¥5,040(ペア税込)。他にもボビン巻き¥252,000(50m・税込)での販売も用意される。

基本アーキテクチャーは2芯パラレルレイアウトとし、外装は上品でエレガントな仕上がりのパールホワイトを採用する。導体はPCOCC-Aで、導体径も1.25sqという大容量を実現。導体構造は3層からなる反転同心撚り構造を採用。シールドも同様にランダムな隙間を排除するために横巻シールドとしている。ノイズ対策については、4レイヤー・シールディングを新たに採用。外来ノイズだけでなく、内部発生ノイズやさらには振動によるスパークノイズまでも高次元でシャットアウトできるという。


RCAプラグ「Genesis」
TUNAMI TERZO RRの端末には新発売のRCAプラグ「Genesis」を、TUNAMI TERZO XXにはオヤイデオリジナルのワンタッチプッシュプル機能を搭載したXLR プラグ「FOCUS 1」を搭載する。

・オーディオケーブル「TUNAMI II SP-Y」「TUNAMI II SP-B


TUNAMI II SP-Y

TUNAMI II SP-B
同社のトップモデル「TUNAMI NIGO」をベースに、CNCマシニングにより削り出された高精度・高強度ケーブルガイドキャップを装着した完成品のオーディオケーブル。ユーザーのニーズに合わせてYラグタイプの「SP-Y」、バナナタイプの「SP-B」が選べる。「TUNAMI II SP-Y」は¥42,000(1.5m・ペア税込)、¥48,000(2.0m・ペア税込)、¥56,700(2.5m・ペア税込)、¥63,000(3.0m・ペア税込)。「TUNAMI II SP-B」は¥43,050(1.5m・ペア税込)、¥49,350(2.0m・ペア税込)、¥55,650(2.5m・ペア税込)、¥61,950(3.0m・ペア税込)。

・アナログカートリッジ用ヘッドシェル「HS-TF


HS-TF(写真右)と、既発売の「HS-CF」
本体素材に4.0mm厚のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用したアナログカートリッジ用ヘッドシェル。11月20日に発売する。価格は¥15,540(税込)。

本体は13層のカーボンクロスと表裏各1層のテキサリュームクロスを組み合わせた、合計15層をエポキシ樹脂で硬化させた素材を採用。ソケット部はアルミカップリングに30%ガラスフィーラー混合のPBT樹脂を圧入して構成する。コンタクトピンには真鍮製ロジウムメッキを施した。また本体にはアルミ材にシックな梨地クロムメッキを施した指掛け部を採用する。


13層のカーボンクロスと表裏各1層のテキサリュームクロスを組み合わせた合計15層をエポキシ樹脂で硬化させた素材を採用
シェルリードワイヤーは「HSR-CU(PCOCC-A)」のスペシャル・エディションとして、リン青銅コンタクトにロジウムメッキを施している。外形寸法は20W×15.9H×56Dmm、質量は10.7g。

・インシュレーター「INS-BS/INS-BS plus


INS-BS(写真左側)とINS-CF(写真右側)
音響用に最適化された高純度真鍮「クリスタルブラス」を本体マテリアルに使用したオーディオ用インシュレーター。価格は4個入りで¥8,610(税込)。既発売のハイブリッド素材インシュレーター「INS-CF」(製品データベース)と組み合わせて使うことができ、両モデルをパッケージにした限定1,000台のセットバージョン「INS-BS plus」も¥14,490(税込)で11月27日に発売予定となっている。

インシュレーターの側面形状は4段階のテーパー角で構成される「4スラントスタイル」を採用。コンピューター制御NCにて高精度切削加工を施している。表面はハーフブライトクロムメッキを施し、より硬質に仕上げている。これにより耐久性が向上するほか、振動モードの分散コントロールを図っている。インシュレータの片面にはカーボンFRP板を使用。中心軸にはネジ留め用の孔を配置している。

・ヘッドホンアンプ「FiiO E1

FiiO E1

本機のコントローラー
iPhone/iPod対応のリモコン搭載ヘッドホンアンプ。11月20日に発売され、価格は¥3,675(税込)。Texas Instruments製のオペアンプを搭載し、高品位なサウンドを実現している。iPhone/iPodのドック端子に直接つないで、片方をヘッドホンに接続して高品位なサウンドが楽しめる。


「FiiO E5」専用のバンドストラップ
インラインリモコン機能により、iPhone/iPodのボリューム操作、楽曲の再生・停止、曲送りなどがコントロールできる。本体電源はiPhone/iPodから給電する。本体には簡易クリップが付属する。なお、同社製ヘッドホンアンプ「FiiO E5」とiPodを一緒に持ち歩けるようになる、樹脂製の専用バンドも参考出展されていた。

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