“自作派”の楽しさ、ここにあり!

カーオーディオショップ・インパルスのサウンドコンテスト、お台場にて開催

2009/10/22 ハイエンドカーオーディオ編集部
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さる10月18日(日)、東京お台場の潮風公園南駐車場にて、カーオーディオショップ・インパルスが主催する、サウンドコンテストが開催された。


お台場潮風公園に集まったカーオーディオの自作派達の愛車達
カーオーディオはプロショップが一連のインストールを請け負う場合が多いが、インストーラーにお任せしない「自作派」達も健在。自分で好きな製品を選び、自分で取り付けや調整も行い、派手ではないが地道に良い音を追求していく楽しさがそこにはある。

自作派がいま、頼りにするショップはなんといっても、秋葉原ラジオ会館4Fにある「インパルス」。


自作派が頼りにしているインパルスの小島社長
インパルスでは年に2回、顧客達が各自の車両を聴き合うイベントを催している。今回はその6回目となるサウンドコンテストである。

集まった人々がそれぞれ試聴を行い、あらかじめ決められたポイントを採点して点数順に順位をつけていくという方法をとったコンテスト。記者も数台の車に乗り込み、音を聴かせていただいたが、最新のデジタルマルチの音とは異なる、清々しい魅力に溢れる音が多く、感銘を受けた。


PV36スカイラインでエントリーしたユーザー、清水隆さん

スピーカーはトゥイーターにEIJU EST-90を、ウーファーにEIJU EF-130KVを採用。スピーカーネットをつけており見た目は純正のままのよう


純正のヘッドユニットに外部アンプを接続。2chパワーアンプ ROCKFORD FOSGATE T600.2を採用。プロセッサーもロックフォードを使っている

清水さんが愛用していたコスモウェーブのリモート用ノイズフィルターCPN-33
聴くと、採用されている製品に高価なものはほとんどないようであった。少ない予算で魅力ある音づくりを追求する素敵なカーオーディオの世界があるということである。


こちらはインパルスのデモカー、シトロエンC5

ヘッドユニットはナカミチCD-700U。ナカミチは今年輸入が再開されたが、インパルスでの売れ行きは非常に好調とのことだ


なんとフロント用のトゥイーターが後ろにつけられているのに、聴こえにまったく不自然さが感じられない。なぜだろう?

ウーファーはフロントのドアに取り付けられている。EIJU EF-130KV


パッシブネットワークがラゲッジスペースに取り付けられていた

同じくラゲッジスペースに取り付けられたフロントスピーカー用のアンプEIJU Ea-1460


サブウーファー用にはEIJU BEA-80.2を使用
インパルス代表の小島眞氏はこう語っていた。「自作するお客様は、少ないお小遣いを使って、少しずつ少しずつ、作っていくんですよ。決して派手ではありませんが、みんながナンバーワンなんです。自分で製品を選んで工作していく人は、まじめな感じの方が多いです。こういったコンテストは年2回行っていますが、お互いの音を聴くことで、また上の目標を立てていくのですよ」

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