電源ケーブル自作とプラグの聴き比べを楽しむイベント

オヤイデのケーブル自作講習会&製品試聴会の報告レポート

公開日 2009/10/22 15:40 オーディオアクセサリー編集部
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さる10月18日(日)に、オヤイデ電気の主催する「ケーブル自作講習会&オヤイデ製品試聴会」の第3弾が、秋葉原の駅からほど近くの廣瀬本社ビル5階ホールにて開催された。午前中は電源ケーブルの自作講習会、午後からはオーディオ評論家の福田雅光氏を迎えての試聴会が実施された。


電源ケーブル自作に必要となる工具類は、オヤイデ電気が貸し出しで用意

それぞれの参加者が“入魂”で組み上げた、カラフルな「オリジナル電源ケーブル」。早くこの音を確かめたい! という想いがひしひしと感じられた
講習会は参加費1万円の事前登録制で、当初予定の定員40名がすぐに一杯になったため、その倍となる総勢約80名での実施となった。オヤイデの電源ケーブル「BLACK MAMBA」(オープン価格、切り売りの予想実売価格4,536円前後、1m)とプラグ/コネクターの「P/Cシリーズ」(P-004/C-004、P-079/C-079、P-037/C-037 、P-046/C-046)からいずれかのモデルを選び、さらにメッシュチューブを好みで選択して装着、市販完成品にはない組み合わせと仕上がりの電源ケーブルを完成させるというもの。


電源プラグとコネクターのほか、様々なカラーと仕上げのメッシュチューブから、好きなものを選択

これらのカラフルなメッシュチューブは、いずれもオヤイデ電気で販売されているので、自作派は活用してみては?
それぞれ、思い思いのものを選び、配布されたマニュアルに沿って自作を開始。難しい部分の工作では、オヤイデ電気の社員によるアシスタントも受けながら、全員がお昼頃にはオリジナルの電源ケーブルを完成させることができた。

用意された詳細なマニュアルと、オヤイデ電気の社員の方のアシストで、順を追って電源ケーブルを組み立てていく

熱収縮チューブの加熱処理には、新兵器の「ポケトーチ」(使い捨てライターが燃料の強力バーナー)を使用。効率の良い作業を実施できた


ネジの締め付けは特に入念に。組み立てが完成したら、テスターで導通をチェック
午後から実施された『季刊・オーディオアクセサリー』誌の好評連載、「旬の音本舗*福田屋」でお馴染みのオーディオ評論家、福田雅光氏を講師に招いての試聴会では、プラグ/コネクターのP/Cシリーズの音質の違いと、電源の重要性、ケーブルの選択と配線方法のコツなどを、実際に組み立てた電源ケーブルで確認。会場を訪れた人たちからは、全てのオヤイデのプラグ/コネクターシリーズの音を聴き比べるという貴重な体験ができ、喜びの声が上がっていた。また、未発売の新製品もお披露目され、時間一杯まで盛りだくさんで楽しい試聴会となった。

午後からは、「旬の音本舗*福田屋」でお馴染みのオーディオ評論家、福田雅光氏を講師に招いての試聴会も実施した

完成したオリジナル電源ケーブルの例。市販の完成品にはない音質と仕上がりを楽しむことができるのが、何といっても魅力だ


リクエストで、来場者が組み立てた電源ケーブルも試聴に参加

気になっていた全てのプラグシリーズの音質を聴き比べるという貴重な体験ができ、会場を訪れた人たちからは、喜びの声が上がった
オヤイデ電気では、またこのような講習会&試聴会を企画予定とのこと。スケジュールと内容が決まり次第、またご紹介をしたい。

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