InterBEE 2008レポート

オヤイデから新製品ケーブルが続々登場/フライングモールのMFB技術採用アクティブスピーカー

公開日 2008/11/19 21:56 Phile-web編集部
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11月19日より開幕した国際放送機器展「InterBEE 2008」。本項ではオーディオ機器を展示していた注目のブースを紹介する。

■オヤイデ電気


オヤイデのブース
楽器用、レコーディング用ケーブルと、オーディオ用ケーブルのラインナップが一堂に揃う小柳出電気商会のブースは圧巻だ。

オーディオ用ケーブルでは新製品も多数展示されている。電源ケーブル「TUNAMI GPX-R」は、TUNAMI GPXのコネクター部素材をベリリウム銅に変更し、プラチナとパラジウムメッキを施したモデル。高伝導性を備えるベリリウム銅の採用により、接合部のバイブレーションの低減やロスのない伝送を実現したという。発売は既に開始している。

電源ボックス「OCB-1 SX」は高い剛性を持つエンプラ素材 PBT GF30%をベースにカーボンを配合したモデル。11月20日に発売を開始し、価格は17,850円(税込)となる。PCOCC-A導体を採用するスピーカーケーブルの新製品「EXPLORER」も展示。長さは0.75m/1.25m/2.0mの3種類となる。

そのほか10月に発売した純銀ツインナックスケーブル「FTVS-910」とエクストリーム・XLRコネクター「FOUCUS 1」を採用したバランスケーブル「AR-910」も展示されていた。

TUNAMI GPX-R

OCB-1 SX


EXPLORERシリーズ

AR-910
■フライングモール

フライングモールの注目製品は、アクティブスピーカー「MAS-3M」だ。ユニットは指向特性の優れたワイドレンジ・ソフトドームトゥイーターアルミダイキャストと70mmのマグネットを採用。内蔵のデジタルアンプはBi-Phase PWMテクノロジーを採用し高音質化を図った。12月1日より発売を開始し、価格は78,750円(税込/1本)。


MAS-3M

ユニットに変位センサーがくくりつけられている
本機の特長はなんと言ってもスピーカーユニットに変位センサーが設置され、振動板の動きを正確に察知して入力信号と同じ動きになるように補正をかける「MFB(Motional Feedback)」という技術を採用している点だ。再生周波数帯域は50Hz〜20kHzと、サイズを感じさせない伸びやかな高域と迫力ある低域を実現している。

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