<IFA2008>“世界で最も高級なオーディオシステム”の内容は?

2008/08/30
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もはやIFAでは恒例となっているオーディオのスペシャルイベント、“The world's most expensive system(世界で最も高級なシステム)”。もちろん今年も開催されている。

いざ会場へ入場しようとすると、行列ができるほどの人気ぶり。カップル連れや、日本でいうところの団塊の世代に交じって、子供まで列に並んでいることに驚愕。開催地であるドイツでのオーディオ事情が見え隠れする。

開始15分前のイベント会場。この後、続々と人が押し寄せた

今回使用されているKEFの超弩級スピーカーシステム「MUON」とClear Audioのアナログプレーヤー「The Statement」。この2モデルだけで4,000万円弱となる

注目の超高級オーディオシステムの内容だが、まずスピーカーシステムにはKEF「MUON」が、そしてアナログプレーヤーにはClear Audioの「The statement」をセレクト。日本円に換算すれば、この2つで家が買えてしまう程の金額となる。“世界で最も高価”というのはダテではないようだ。

このほかにもマッキントッシュのアンプやLINN「LP 12」など、オーディオファン垂涎のシステムが並ぶ。そのなかには我らが日本のACCUPHASEのSACD/CDプレーヤーもラインアップされていた。

試聴ソースについては、昨年は中庭での生演奏というスタイルが話題に上ったが、今年はアナログレコードとCDでロック/ポップス、クラシックを試聴。2人の司会者による軽快なトークを楽しみながらの試聴となった。

イベント中の様子。座席は毎回満員御礼。2人の司会者による軽快なトークもイベントを盛り上げる

イベント終了後は多くのファンが前へ押し寄せる。憧れのシステムに対する眼差しは熱い

1時間足らずのイベント終了後には、憧れのシステムを一目見ようと多くの人が殺到し、こぞって写真を撮影する姿が見られるなど、今年のIFAでも、大きな盛り上がりを見せるイベントの1つと言えそうだ。

(オーディオアクセサリー編集部・浅田)

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