オーディオ 商品レビュー

次へ

オーディオ 関連インタビュー

次へ

日本オーディオ協会、新会長にパイオニアマーケティング 校條氏が就任

2008年06月11日
(社)日本オーディオ協会は本日、平成20年度通常総会を開催した。総会では役員改選の決議が行われ、鹿井信雄氏に代わり新たに校條亮治氏が会長に就任した。


(社)日本オーディオ協会 新会長 校條亮治氏
校條氏はパイオニアマーケティング(株)代表取締役社長で2007年3月より日本オーディオ協会の副会長を務めている。今年2月に横浜で開催されたA&Vフェスタ2008では実行委員として新たな形を模索し、成功を牽引した。

総会後に行われた懇親会の席上で、校條氏はオーディオ業界の発展に向けてこれまでの先達の尽力に対して感謝の意を表するとともに、「豊かな感性を持っている日本の皆様に、オーディオの素晴らしさや楽しさを伝え、盛り上げていくことによって、情緒豊かな人間性の発展に寄与していきたい」と新会長としての抱負を熱い語り口で述べた。

就任にあたり、オーディオ業界の発展に向けて3つの融合と改革を実行していくという。まず融合については、「ポータブルオーディオとホームオームオーディオの融合をいかにして実現していくか、オーディオの原点としてのピュアオーディオとサラウンド/マルチチャンネルオーディオとの融合をどのように進めていくか、そして技術面ではアナログとデジタルの融合が課題だ。五感に訴えかけるのはアナログであり、それを支えていくのがデジタル技術であるという認識の徹底をおこなう」とした。また改革では、会員企業の拡大による財政基盤の強化、多くの人の知恵と活動の結集、原点に立ち返った会員企業へのベネフィット提案の3点を挙げた。

校條氏は「近年、ポータブルオーディオを楽しむ若年層が飛躍的に増大してきた。業界をあげて音楽とオーディオの楽しさを一人でも多くの人に知ってもらうことによって、オーディオの持つ文化産業としての社会的な役割りを果たしていきたい。そのためには、オーディオ協会としての事業とは何かを原点に立ち返って考える必要がある。理事や副会長、さらに会員の皆様と力を合わせて、強化すべきところを徹底的に強化し、改革すべきところは勇気を持って変えていきたい」と述べ、新生オーディオ協会の幕開けを感じさせる勢いのあるスピーチを行った。

副会長にはソニー(株) 大津雅弘氏、日本ビクター(株) 中沢隆平氏、松下電器産業(株) 徳田充彦氏、パイオニア(株) 西 國晴氏の新任が決まった。大津氏は「新会長の就任によりさらにオーディオ協会が発展していくことを期待している」とコメントした。


(社)日本オーディオ協会 副会長 大津雅弘氏

経済産業省 商務情報政策局 情報通信機器課 梅沢茂之氏
また本会場には経済産業省 商務情報政策局 情報通信機器課の梅沢茂之氏も駆けつけ、同課長の住田氏に代わり挨拶を行った。梅沢氏は「鹿井前会長は業界のニーズに対して柔軟に対応する姿勢が素晴らしかった。校條新会長はA&Vフェスタ等の経験を生かし、オーディオ業界を引っ張っていってほしい」とエールを送り、さらに「(経済産業省としては)地デジ促進のために多くの消費者が音響に触れられるような機器の開発を期待している。また日本のエレクトロニクス産業の優れた省エネ技術を生かし、業界として省エネ対策に取り組んでほしい」と期待を述べた。



校條 亮治(めんじょう りょうじ)
1947年11月22日生まれ。岐阜県出身。1966年パイオニア(株)入社後、パイオニア労働組合中央執行委員長。パイオニア(株)CS経営推進室長を経て04年6月パイオニア(株)執行役員CS経営推進室室長に。05年7月パイオニアマーケティング(株)代表取締役社長に就任。2007年(社)日本オーディオ協会副会長を経て、2008年6月11日(社)日本オーディオ協会 会長に就任。





(Phile-web編集部)

関連記事