【営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>】アクシス 山本 剛氏

2008/04/14
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アクシス(株)営業部長 山本 剛氏
様変わりする市場に必要なのは
“創り手の想いを伝えること"


「現在、オーディオ市場全体の二極化に加え、ハイエンド市場でも二極化が起こっています。また中古市場では発売間もない商品が売り買いされ、商品サイクルも早く、ネット販売が拡大を続けるなど、この10年で市場は様変わりしています」と切り出す山本氏。そのような状況に、販売店は自店で取り扱う商品を、お客様はご購入される商品を選びあぐねているのではないかと指摘する。

現在の市場に必要なのは「改めて創り手の想いをお客様に伝えること」だと語る同氏。「お客様に商品を薦める際、アレもいいですね、コレもいいですね、最終的にはお客様の好みですからね……という紹介の仕方では作り手の想いがきちんと伝わりません。作り手は自分達が創った製品が一番と信じて製品開発に取り組んでいます。その強い想いを私達や販売店の方がもう少し強くお客様に伝えていく必要性があるのではないでしょうか」


米Ayre Acoustic社より発売された待望のリファレンスプリアンプ“KX-R"
今後の展開ついては「2月にAyre Acoustic社から待望のリファレンスプリアンプが発売され好評いただいております。今年は特に注力していきたいブランドですね。また、ハイエンド製品は顔が見える程にお客様と近い販売形態が重要です。この想いをご理解いただける販売店様と、今後はさらに密なコミュニケーションを図り、市場を盛り上げていきます」とさらなる強い意気込みを見せる。

(Senka21編集部)

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