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【analogニュース】2008年サントリー酒類カンパニー方針が発表される

2008年01月10日
サントリー(株) 代表取締役社長・佐治信忠氏
スローな大人の趣味の雑誌『季刊・analog』ではお酒の記事も取り扱っているが、その関連情報をここにお伝えしたい。

1月10日、サントリー(株)は、2008年の酒類カンパニー方針をサントリーホールにて発表した。

2007年のビール事業の総市場(ビール・発泡酒・新ジャンル)は、前年を若干下回ったと推定されるなか、新ジャンル市場は対前年約3%の伸長、一方でビール市場は約1%、発泡酒市場は約3%の減少を見込まれるという。サントリーのビールの販売数量は5,450万ケース(対前年103%)と総市場を上回る伸びとなり、また新ジャンルは2,061万ケース(対前年比114%)となった。

佐治社長は「昨年は原材料の価格高騰を受けるなど厳しい状況におかれたが、『ザ・プレミアム・モルツ』が3年連続モンドセレクションで金賞を受賞、お客様にも浸透しプレミアム市場を確立できたことや、『金麦』が予想以上に好評を博したりしたことなど、ブランド力が大きく向上した。今年も顧客主義を原点としつつ、最高の品質で商品をお届けし、新星サントリー誕生の年にしていきたい」と語った。

2008年の総市場は前年を若干割り込むと推定されるが、サントリーは伸長が予測されるプレミアムビール市場および機能系発泡酒市場において、『ザ・プレミアム・モルツ』と新商品『ゼロナマ』を軸に積極的なマーケティング活動を実施していくという。さらに新ジャンル商品『ジョッキ生』『金麦』のブランド力強化を図ることにより、ビール事業計の販売数量で5,550万ケース(対前年比102%)を目指すそうだ。

とくに『ザ・プレミアム・モルツ』は1,300万ケース(対前年比137%)の販売を目指すという。広告のタレントには、同ブランドの顔となった矢沢永吉さんに加え、新たに女優の竹内結子さんを起用し、幅広い層にアピールしていく方針。

また、洋酒総市場は前年比96%となり、ウイスキー市場は94%、リキュール市場は前年並だった。サントリーの洋酒事業は対前年97%、ウイスキーは市場を若干上回り対前年95%となった。

酒類カンパニー社長の内藤俊一氏は「2007年は『ザ・プレミアム・モルツ』と共に『山崎』が着実に伸長した。洋酒ではウイスキーが最重要課題でありウイスキーの再生を果たしたいと考えている。当社ウイスキーの品質は海外でも評価が高く『山崎』は欧米で特に伸長した。また『角瓶』は『ザ・オールド』と合わせたスタンダードウイスキーで対前年比101%となった」とアピールした。

ビール事業事業部長である相場康則氏によると、「原料の価格高騰によるコストプッシュは昨年で30億にのぼる」とのことで、決して楽観できる状況ではないが、「『ザ・プレミアム・モルツ』のマーケティング予算に投資する」など、チャレンジングな姿勢がうかがえた。

(季刊・analog編集部)

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