秋の防水スピーカー活用術 −「AquaTune nano」を使いこなす

公開日 2007/09/25 11:29
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「AquaTune nano」(OPEN・同社直販サイト価格9980)
フォーカルポイントコンピュータ(株)からこの夏に発売された防水スピーカー「AquaTune nano」(¥OPEN・直販サイト価格¥9980)。“海水浴シーズンも終わり水場で音楽を楽しむこともないか”と思っているそこのアナタ。本機は使い方次第で、さまざまな楽しみ方ができるポータブルスピーカーなのである。

秋といえばスポーツの秋。町内の運動会、草野球の大会などさまざまなスポーツイベントが目白押しの季節だ。皆で和気あいあいと過ごす時間に音楽があったらなら、なおさら気分は盛り上がるに違いない。しかし、わざわざラジカセを持っていくのもなぁ…。と半ば諦める方も多いというのが実情だろう。

そこで活躍するのが本機だ。iPod nanoと手のひらサイズの本機さえあれば、手軽に音楽を楽しむ環境が整う。肝心の音質に関しても、直径33mmネオジウムドライバーにより1W×2の高出力を実現、コンパクトなサイズからは想像できないダイナミックなサウンドを聴かせてくれる。


直径33mmネオジムドライバーの採用により高出力を実現

ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)も装備している

写真では分かりづらいが、電源は単4電池×3
屋外でのスポーツには泥や砂埃などの汚れはつき物だが、本機はiPod nano自身をすっぽり覆ってしまうため、iPod nano自身へのダメージを気にすることなく競技や談笑に専念することができる。また、iPod nanoを接続した状態でそのまま水洗いできるのも特徴だ。そこで、一度本当に洗ってみることにした。

むき出しのスピーカー部など不安はあったが、勢いよく蛇口をひねり水を本体へ直接当てても、問題なく稼動するのを確認。このときは5分くらいだったが、メーカーによると水深1mに30分間耐えられる保護等級を確保しているという。

水道で直接洗っても何事もなく動作する

ほかにも最もプライベートな時間である入浴時はもちろん、ポケットに収まるサイズなのでこれからの時期は、スキーやスノーボードでも大いに活躍するだろう。

対応機種は、第1世代、第2世代のiPod nano。
自分なりの楽しみかたを見つければ、より充実した時間を過ごすことができそうだ。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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