オヤイデの最高級電源プラグとコネクター、F1とM1が遂に発売へ

公開日 2006/05/02 17:21
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最高級電源プラグとコネクターF1とM1
オヤイデ電気(株式会社小柳出電気商会)では、好評のオリジナル3P電源プラグ・IEC320コネクターシリーズに、贅を極めたフラッグシップモデル「F1」と「M1」を登場させ、5月20日より新発売する。


F1とM1のボディ
P-037、C-037に代表されるオヤイデのオリジナル電源プラグシリーズは、消耗品ではなく、限定市場の高級品としてあえてコスト度外視で国内生産した製品として、2003年の発売以来、市場でも高い評価を得ている。音質はもちろん、加工のしやすさや安全性も特徴となっているほか、刃の部分の素材と仕上げなどにバリエーションを持たせてラインアップをそれぞれ4種類用意。音質にこだわって、端末を選択する楽しみも呈示するなど、これまでにない電源コネクターへのアプローチを行っている。


F1
そのような中このほど生まれたのが、最高級電源プラグ、コネクターとしてさらに進化を遂げた「F1」と「M1」である。フラッグシップモデルにふさわしく、既成の常識や慣習を打ち破る作りを新たに採用している。

カメラのレンズをモチーフにした精密な削り出し加工による先鋭的なデザインのボディは、アルミニウムとデルリンによるデュアルモノコックハウジング。抜群の機械的強度を持ち、加えて優れた振動減衰特性と耐ノイズ性を誇る。アウターハウジングは50系アルミ合金製で、外形40mmの棒材からNCマシシニングにより切削加工され、バランスの取れた機械特性を有する。インナーハウジングのデルリンは、、第二の金属とも称されるほどの優れた機械特性と、電気絶縁性を併せ持つ素材である。後部ケーブル挿入口は最大外径17mmのケーブルに対応する。

手間をかけて研磨した端子部

ボディ部は、優れた機械特性と電気絶縁性を併せ持つ高比重エンプラ素材、PBT+GF30%を使用。高速振動減衰を実現。電極部には「ベリリウム銅」を新規採用し、メッキには徹底した試聴テストを繰り返して決定した「プラチナ+パラジウム」の2層メッキを施している。これらは、機械によるバレル研磨の後、手で1つ1つバフ研磨を施して鏡面仕上げし、そしてダイレクトメッキされる。


ケーブル装着部
全てのネジは剛性の高いステンレス製で、専用の完全オリジナル。ネジ山の潰れや破損を防止。最大ケーブル取り付けサイズは10sq(5.5sq×2本)で、抜群の作業性を実現。また、刃受け部分とケーブルの引っ張り強度も30kg以上を誇る。

なお、F1/M1の音質レポートは、5月22日発売の『季刊・オーディオアクセサリー121号』にて掲載されるので、楽しみにお待ちいただきたい。パワフルに、よりダイナミックに、よりしなやかに。そして、さらに洗練を極める、それがフラッグシップとして極限を追求したF1/M1の狙いであるとのことだ。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●取り扱い:
オヤイデ電気
秋葉原店
東京都千代田区外神田1-4-13
TEL 03-3253-9351  FAX 03-3253-9353

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  • ブランドOYAIDE
  • 型番F1、M1
  • 発売日2006年5月20日
  • 価格各\24,150(税込)
【SPEC】
●ブレード:ベリリウム銅●メッキ:2回磨き上げの後、プラチナ(0.5μ)+パラジウム(0.3μ)の2層メッキ●ケーブル適応外径:最小6.5mm、 最大17.0mm●最大ケーブル適応ゲージ:AWG10(5.5sq)●仕様:125V・15A、<PS>E認証品●定価:\24,150・税込●発売:2006年5月20日