オヤイデのオリジナル・バランスケーブル「PA-02 TX」が6月に新発売!

2006/05/01
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PA-02 TX

PA-02の構造図
オヤイデ電気(株式会社小柳出電気商会)では、従来のPCOCC及びμ導体を進化させた新世代の導体「PCOCC-A導体」を採用したオリジナルのケーブルシリーズを商品化して好評を得ているが、このほどさらにそのラインアップに新製品が加わる。

昨年発売の電源ケーブル「TUNAMI」は、切り売り及びオリジナルコネクターを装着した完成品「TUNAMI GPX」ともに、国内外からの支持を得て人気を博している。これに続き、3芯を2芯にしたスピーカーケーブル(電源兼用)の「TUNAMI NIGO」も発売。さらに、ラインケーブルとして「PA-02」を新発売し、各ジャンルの接続ケーブルラインアップの充実を図った。

ラインケーブル「PA-02」は切り売りのほか、RCAピンケーブルの「PA-02 TR」 (0.7mペア、\10,290・税込)、そして今回(6月1日発売予定)に新発売となるXLRバランスケーブル「PA-02 TX」の登場となり、オーディオコンポーネンツの基本接続ジャンルがPCOCC-A導体で出揃うこととなる。


PA-02
「PA-02」は、PCOCC‐A導体を採用したオーディオ信号伝送用の2芯シールド構造のケーブルで、リーズナブルプライス&ハイパフォーマンスを実現。外層には、オーディオ専用ハロゲンフリーシースを用い、導体は、3層からなる反転同心撚り構造を採用。高信頼と優れた音質にこだわり、入念な作り込みが行われている。「PA-02 TX」は、SWITCHCRAFT社製の銀メッキXLRプラグを装着した完成モデルで、価格はPA-02 TX(\10,290/0.7mペア・税込)、PA-02 TX(\11,235/1.0mペア・税込)、PA-02 TX(\12,180/1.3mペア・税込)。なお、ケーブル延長オーダーにも対応し、0.5m増すごとに\1,575(税込)にて依頼ができる。

●PCOCC-A導体とは?
「PCOCC‐A」は、古河電工のPCOCC(単一方向性結晶無酸素銅線)の発展形であるμ導体と同じコンセプトと音質的メリットを持ちながら、さらにアップデートを図った新しい導体。μ導体を製造する工程で、より一層高度な加熱・冷却の温度コントロールと精度管理を実施し、さらに導体の鏡面仕上げを行って、綿密に進化させて完成した新世代の導体だ。日本が誇るクラフトマンシップを集結した、世界最高水準の精錬・伸銅・製線技術で作られている。これにより、PCOCCやμ導体の長所を生かしながら、一層の伸びの良い音を実現している。

なお、音質レポートなどについては、5月22日発売の『季刊・オーディオアクセサリー121号』にてレポートを掲載する予定なのでお楽しみに。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●取り扱い:
オヤイデ電気
秋葉原店
東京都千代田区外神田1-4-13
TEL 03-3253-9351  FAX 03-3253-9353

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  • ブランドOYAIDE
  • 型番PA-02 TX
  • 発売日6月1日
  • 価格\10,290/0.7mペア・税込
【SPEC】
<PA-02(ケーブル部)>●導体:PCOCC-A●線径:0.75Sq(30本/0.18mm)●構造:平衝2芯シールド構造●絶縁体(内部):硬質発泡PP(ポリプロピレン)●外装:オーディオ専用ハロゲンフリーシース●シールド:PCOCC-A 編組シールド(0.12×8本×16打)編組率80%●外径:8.0mm●導体抵抗:26.4Ω/km●静電容量:32 PF/m●特性インピーダンス:120Ω●ケーブル単体定価:\1,500(\1,575・税込)