上原彩子のチャイコフスキー国際ライヴの軌跡を収録

公開日 2003/12/29 12:19
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上原彩子/2002年チャイコフスキー国際コンクールライヴ オクタヴィア・レコード OVCT-00006
●お正月に聴いてみたいとっておきの1枚をご紹介。ショパン国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクールと並び、世界でも最難関とされるチャイコフスキー国際コンクールで2002年にピアノ部門で日本人として初めて、また同部門で女性として初めて優勝の快挙を成し遂げた上原彩子。本作は彼女のチャイフスキー国際コンクールでの白熱の演奏を収録したライヴ集である。

優勝を決定的なものにした本選でのラフマニノフ、二次予選で圧倒的な集中力をみせたショスタコーヴィチのソナタなど、コンクールでの上原のベストの演奏を選りすぐった内容となっている。ぜひともお楽しみいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

『上原彩子/2002年チャイコフスキー国際コンクールライヴ』

1.ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
2.チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 作品5
3.チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ イ長調 作品7 
4.シューマン:ピアノ・ソナタ 第3番 へ短調 作品14
5.ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ 第1番 作品12

上原彩子(ピアノ)
マルク・ゴレンシテイン(指揮)<ラフマニノフ>
ロシアン・シンフォニー・オーケストラ<ラフマニノフ>

録音:2002年6月 モスクワ音楽院大ホールにて収録
OVCT-00006 定価 ¥2,500- 税抜定価(¥2,351) 
24bitリマスタリング  HDCD対応ディスク

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