「オーディオ銘機賞2004」審査委員長・オーディオユニオン広畑会長に聞く今年の傾向

2003/10/24
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流通側 審査委員長 オーディオユニオン会長 広畑照一氏
●この1年間に発売されたオーディオコンポーネントの中から、最も優れた製品を選出する「オーディオ銘機賞」。本賞の選考会が、本日東京都内にて行われる。

選考会開始直前に流通側の審査委員長であるオーディオユニオンの会長 広畑照一氏にお話を伺うことができたので紹介する。

「オーディオ業界の中ではピュアオーディオとホームシアターという2つの流れに分かれる傾向にありました。ここ最近では、ホームシアターの勢いがピュアオーディオを圧迫していた感があります。しかし、ホームシアターを楽しむユーザーがより高音質なものを求めるようになってきており、また徐々にピュアオーディオというものが見直されてきています。SACDの普及もこれに追い風を送っているようです。ユニバーサルプレーヤーが多数登場してきたこともあり、SACDやDVD-Audioなどのコンテンツを楽しめる環境が一般的になってきています。
 ホームシアターのクオリティを引き上げていくことができるような“ピュアオーディオ”が、今後注目を浴びていくのではないでしょうか。」

(Phile-web編集部)

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