「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.97とNo.98を紹介!

公開日 2003/04/30 09:39
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(左)No.97:黛敏郎「曼荼羅交響曲/舞楽」(右)No.98:「日本の名協奏曲集/吉松隆:ファゴット協奏曲<一角獣回路>/尾高尚忠:フルート協奏曲/矢代秋雄:ピアノ協奏曲」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から発売された、「DENON CLASSICS CREST 1000」のNo.97:黛敏郎「曼荼羅交響曲/舞楽」とNo.98:「日本の名協奏曲集/吉松隆:ファゴット協奏曲<一角獣回路>/尾高尚忠:フルート協奏曲/矢代秋雄:ピアノ協奏曲」をご紹介する。

◆No.97:黛敏郎「曼荼羅交響曲/舞楽」

・日本の作曲界に多大な衝撃を与えた黛敏郎の代表作2曲。初演コンビによる決定盤。
前回のクレスト・シリーズの「涅槃」の圧倒的な好評を受けて、仏教の世界観を表出した黛敏郎のもうひとつの交響曲、「曼荼羅」を投入。日本の作曲界に多大な衝撃を与えた作品である。昭和40年度 文化庁芸術祭奨励賞受賞とレコード・アカデミー賞を受賞。カップリングの「舞楽」も黛の人気作であり、「涅槃」とともに初演した岩城=N響による録音。オリジナル・マスターから20ビット・リマスタリングを行った原盤を使用。

・ディスク番号:COCO-70506
・価格:\1,000
・楽団名:岩城宏之指揮NHK交響楽団
・録音:1965、1967年[アナログ録音/MS 20ビット・プロセッシング]
・推薦:レコード・アカデミー賞/レコード芸術推薦/文化庁芸術祭奨励賞

◆No.98:「日本の名協奏曲集/吉松隆:ファゴット協奏曲<一角獣回路>/尾高尚忠:フルート協奏曲/矢代秋雄:ピアノ協奏曲」

・戦前、戦後、現代の三世代に渡る日本の協奏曲の精華。
戦前、戦後に活躍し、いずれも夭折した天才、尾高尚忠 (1911-1951)と矢代秋雄 (1928-1976)、そして当代きっての人気作曲家、吉松隆、と三世代に渡る日本の協奏曲の精華を収める。吉松作品は、京響の委嘱により、馬込勇のソロを念頭に作曲された。尾高作品は、言わずと知れた巨人ランパルと、作曲依頼者であり初演時のフルーティストであった森正の指揮による。矢代作品の中村紘子も初演者。

・ディスク番号:COCO-70507
・価格:\1,000
・楽団名:馬込勇(ファゴット)小泉和裕指揮京都市交響楽団/ランパル(フルート)森正指揮、読売日本交響楽団/中村紘子(ピアノ)、岩城宏之指揮NHK交響楽団
・録音:1968、1993年[PCM デジタル録音/アナログ録音]
・推薦:レコード・アカデミー賞/レコード芸術特選

・2タイトルとも現在発売中

・日本が誇る名演奏家達の世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176



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