「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.83とNo.84を紹介!

公開日 2003/04/18 09:36
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(左)No.83:ブラームス「交響曲第1番ハ単調」(右)No.84:ブラームス「交響曲第2番ニ長調/悲劇的序曲」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から発売された、「DENON CLASSICS CREST 1000」のNo.83:ブラームス「交響曲第1番ハ単調」とNo.84:ブラームス「交響曲第2番ニ長調/悲劇的序曲」をご紹介する。

◆No.83:ブラームス「交響曲第1番ハ単調」

・オリジナル・マスターからの20ビット・リマスタリングによる初のリリース。
内からわき起こるような力感と堂々とした偉容を湛えた、これぞブラームスといえる演奏。73年のドレスデン・シュターツカペレの初来日公演におけるブラ1は、今でも語りぐさとなっているほどの名演であった。来日前に録音された交響曲全集は、LP時代から今日まで幾たびも再発売されているが、今回のこの第1番は、オイロディスクのオリジナル・マスターから20ビット・リマスタリングを行った新原盤による初のリリースとなる。

・ディスク番号:COCO-70490
・価格:\1,000
・指揮者名:クルト・ザンデルリンク指揮
・楽団名:ドレスデン・シュターツカペレ
・録音:1971年[アナログ録音/MS20ビット・プロセッシング]
・推薦:レコード芸術推薦


◆No.84:ブラームス「交響曲第2番ニ長調/悲劇的序曲」

・ドイツ音楽の神髄を伝える決定盤。永遠のベストセラー。
2002年5月に惜しまれつつ引退した20世紀最後の巨匠の一人、ザンデルリンクと、旧東独が世界に誇った名門、ドレスデン・シュターツカペレによる永遠の名盤。質実剛健で最もドイツ的なブラームスと称えられ、決定盤として長く愛聴されている。「ブラームスの田園交響曲」と呼ばれることもある明るい喜びに満ちた第2番と、悲劇的序曲のオリジナル・カップリング。

・ディスク番号:COCO-70491
・価格:\1,000
・指揮者名:クルト・ザンデルリンク指揮
・楽団名:ドレスデン・シュターツカペレ
・録音:1972年[アナログ録音/デジタル・リマスタリング]
・推薦:レコード芸術推薦

・2タイトルとも現在発売中

・ブラームスの世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

◆クルト・ザンデルリンク
・指揮者。1912年東プロイセン生まれ、1935年よりモスクワ放送交響楽団、1941〜60年まではレニングラード・フィルの指揮者を務めた。66〜77年までベルリン交響楽団の首席指揮者としてこの楽団の水準を世界的なものに引き上げた。64〜67年まではドレスデン・シュターツカペレの指揮者も兼務。2002年惜しまれつつ引退した。骨太で豊かな情感につつまれた音楽作りで、ドイツ、オーストリアものはもちろん、ロシア、ソヴィエトものにも優れた演奏を聴かせてくれる。

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176

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