ケーブルブランド探訪記(オーディオテクニカ編 その5)

公開日 2001/09/21 09:50
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AT7315 ¥1,500/m
●第5回目は、同社注目のPCOCC+Hi-OFC ハイブリッドスピーカーケーブル「AT7315」をご紹介する。同モデルはPPCOCC+Hi-OFCのハイブリッド導体を採用した音質重視設計。X-protection構造で機械特性を強化し、2WAY接続で2種類のサウンドメイクが可能だ。また、腐食に強いTinトップコート軟銅線採用し接続や引き回しも楽々できる。耐熱性シースで最大90℃まで使用可能なモデルとなっている。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

■X-protection とは
Tinトップコート処理の網打ち線で導体を包むことにより、機械強度をアップし音質向上に効果を発揮する。  

●オーディオテクニカ社のプロフィール
オーディオテクニカは、アナログメーカーとしての長い実績を生かし、豊富なアクセサリーの開発を手掛け、現在に至るオーディオファンお馴染みの国内のトップブランドである。ケーブルの開発に関してもその積極的な姿勢が惜しみなく投入されている。素材競争の中でもいち早くLC-OFCを導入し、その後もPCOCCや6N銅線、Hi-OFCの開発など、常にリーダー的な役割を担ってきた同ブランド。線材だけではなく絶縁材や被覆に関してもセラミック系やゴム系など数々の素材に関しても果敢な研究を続け、現在はハイブリッド構造の線材とレオストマー絶縁体、チタン配合シースにその技術の集大成がある。

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  • ブランドオーディオテクニカ
  • 型番AT7315
  • 発売日大好評発売中!!
  • 価格¥1,500/m
【SPEC】
静電容量:80pF/m
芯線抵抗:5.5mΩ/m
導体断面積:2.5sq/芯、3.25sq/芯(Tinトップコート軟銅線接続時)
導体集合径:約φ2.33mm/芯、2.72mm/芯(Tinトップコート軟銅線接続時)
AWG:13相当、12相当(Tinトップコート軟銅線接続時)
リール重量:1.3kg
ケーブル1mあたりの重量:90g
(改良などのため予告なく変更することがあります。)