音質で選べる、新しいトランスブランドが誕生

公開日 2001/09/13 21:50
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真空管オーディオフェアに出展した橋本電気
●サンスイ電気のトランスを作り続けてきた橋本電気(株)が、このほどオーディオに向けたトランスを新たに設計し、自社ブランド製品として今後販売していくこととなった。

橋本電気(株)は、山水電気(株)のオーディオ製品で使用されるトランス部品を一手に引き受け、アンプ=トランスの山水と言われたコンポの心臓部を40年にわたり担ってきたメーカーで、オーディオ用トランス設計製造の技術力では、非常に高いノウハウを持っている。

今回製品化されたのは、チョークからアウトプットに至る、真空管アンプに使用されるトランス合計29種。いずれも最新の技術により設計しているため、昔の製品よりも優れた性能を実現している。

特性だけではなく、オーディオ用として使った場合の音質に、特に考慮。試聴を繰り返して完成させた自信作である。

なお、9月の8、9日に開催された「真空管オーディオフェア」では橋本電気のブースを出店。自作派にむけたオーディオトランスメーカーの撤退など、暗いニュースの続くパーツ業界での新ブランドの出現は、多くの自作ファンの期待と注目を浴びる嬉しいニュースとなるだろう。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●問い合わせ先
橋本電気株式会社

〒124-0012
東京都葛飾区立石2-17-11
tel:03-3691-4173
fax:03-3691-9416


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