マイスターミュージックからの新譜、オリジナル楽器シリーズ2種

公開日 2001/06/28 11:27
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
バロックスピリット ● ラ・フォンテーヌ と、『うぐいす』 ● レ・サンク・サンス
●ワンポイント・ステレオレコーディングで、優れた録音作品を送り出しているマイスターミュージックから、6月末の新譜2枚が発売された。今回の作品は、オリジナル楽器の美しい音色にこだわったシリーズ、『Musica Humana(ムジカ・フマーナ)』の2枚。

雨が降れば蒸し暑く、晴れても夏のような熱気で不快指数の高まる今、
心地の良い、爽やかな音色の音楽を楽しんでみてはいかがだろう。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【タイトル】 バロックスピリット
【演奏】 ラ・フォンテーヌ  
【録音】 2001.1.15,17,18
【品番】 MH-1106
【発売日】6月24日
【価格】 ¥2914(税抜価格)
 
2000年、古楽の登竜門『ブルージュ国際古楽コンクール・アンサンブル部門』において、見事第2位を受賞し、併せて聴衆の圧倒的支持により『聴衆賞』を獲得という快挙を成したラ・フォンテーヌ。バッハ・コレギウム・ジャパン、タブラトゥーラ等で活躍の江崎浩司をはじめ、若い精鋭によるスピリッツ溢れる新録音は、18世紀の知られざる名曲にスポットをあてた興味つきない1枚。


【タイトル】 『うぐいす』
【演奏】 レ・サンク・サンス
【録音】 2001.1.29,30
【品番】 MH-1107
【発売日】6月24日
【価格】 ¥2914(税抜価格)

リコーダーの製作者であり、プレイヤーである山岡重治を中心とした、レ・サンク・サンスの2枚目は、16Cの麗しい小品集。全体的に、クリアーで奥行きを感じさせる録音の仕上がりで、特に、5本のリコーダーが奏でる『バード:5声のブラウニング』は、各声部が織り成す「音のらせん」が3D的な音場をつくり出し、不思議な面白さがあります。涼し気な音色は、BGMとしても最高。

問い合わせ:マイスター・ミュージック(Tel:045-565-0650)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE