マランツから初のSACDマルチチャンネル対応プレーヤー発売へ

2001/05/21
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●新規格のSACDマルチチャンネル再生に対応した新型プレーヤー、SA-12S1がマランツより発表された。

これはマランツが目指してきた究極の音場空間を再現するプレーヤーで、SACDシングル/デュアル/ハイブリッドディスク再生に対応、またオーディオCD/CD-R/CD-RWも再生可能。さらにDVDビデオやビデオCDという映像ソフトも再生できるコンパチブルタイプのモデルとなっている。

特徴としてはマルチチャンネル出力全チャンネル同一回路構成の高音質設計が施され、シーラスロジック社製の高性能SACD DAC CS4397×3を搭載している。またマランツオリジナルHDAMを全チャンネルに採用し、オーディオ回路用、ビデオ/デジタル回路用と独立した電源回路を搭載するなど、オーディオメーカーとしての技術力を注入している高音質モデルだ。このSA-12S1の価格は380,000円、発売は7月予定となっている。

ついに登場が決まったSACDマルチチャンネル対応プレーヤーにより、「デジタルマルチチャンネル」の魅力ある世界はますます広がってくるだろう。  (季刊・オーディオアクセサリー編集部)


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  • ブランドMARANTZ
  • 型番SA-12S1
  • 発売日2001年7月
  • 価格\380,000
【SPEC】
●チャンネル:6ch(SACD時・最大)●再生周波数:2Hz〜100kHz(SACD)、2Hz〜20kHz(CD)●周波数特性:2Hz〜50kHz-3dB(SACD)、2Hz〜20kHz(CD)●ダイナミックレンジ:114dB(SACD)、100dB(CD)●高調波歪率(1kHz):0.0008%(SACD)、0.0013%(CD)●映像出力:コンポーネント×1、S1×1、コンポジット×2●音声出力:同軸デジタル×1、光デジタル×1、2chアナログ×2、6chアナログ×1●サイズ:458W×126H×379Do●質量:11kg