既成概念をうち破る和太鼓の響き

公開日 2001/04/13 19:50
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●和太鼓奏者、ヒダノ修一のサードアルバム「HAKUNA MATATA」。
参加ミュージシャンのクレジットを見ると、井上堯之(e.g)、野呂一生(e.g)、江川ほーじん(b)、鳴瀬喜博(b)などのフュージョン系(?)のビッグネームがズラリと並ぶ。
和太鼓という純邦楽楽器と、エレクトリック系とのコラボレーションである。
「鼓童」で和太鼓を修得したヒダノの、枠にとらわれない音楽性がこのメンバーを呼んだということだろう。
ライナーにある「太鼓の可能性を日本の太鼓から世界のタイコ・ドラムへと昇華させたいんだ」という井上堯之の言葉が、このアルバムの性格をはっきりと示している。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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