老舗ジャズ喫茶「メグ」で優秀盤試聴会

2000/09/18
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当日の使用機材(写真左) 寺島氏熱弁を振るう
●9月14日、『季刊オーディオアクセサリー』誌でもおなじみの寺島靖国氏が経営する老舗ジャズ喫茶「メグ」(東京・吉祥寺)にて、「SJ選定ゴールドディスク試聴会・ヴィーナスレコード編」(主催・スイングジャーナル編集部)が開催された。告知はほとんどされなかったとのことだが、会場は口コミで集まった参加者で満員。立ち見が出る盛況ぶりであった。
いま最も元気なジャズレーベルのひとつ、ヴィーナスレコードの優秀盤を聴き、意見の交換をしようという趣旨のこのイベント、ヴィーナスレコード主宰者の原哲夫氏による録音ポリシーや録音現場の裏話など、日頃リスナーが知ることのできない制作者サイドの話を交え、リスナー側からの要望や意見なども続出。
また、オーディオマニアで知られる寺島氏主導で「ジャズとオーディオ」にまでテーマは広がり、参加者による当日の「メグ」のシステムについても多くの発言がなされ、予定時間を大幅にオーバーする3時間を超えたイベントとなった。
この日は「メグ」常設スピーカーのエレクトロボイスGEORGIANを、柳沢正史氏制作の6550A並列給電型管球パワーアンプと同プリアンプのセットでドライブ。CDプレーヤーはリンのIKEMIというラインナップ。来場者の中からは、「何年もメグに通っているけど、今日の音がいちばんいい」との声もあった。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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