トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2025/09/18 06:30
連載「いま見るべき4K Ultra HD Blu-ray」

4K UHD BD『ウィキッド ふたりの魔女』、全編色彩の洪水! ファミリーで楽しめる必備のソフト

大橋伸太郎

4K Ultra HD Blu-rayの注目タイトルをプロの評論家が画質と音質の評価チャート付きで紹介する連載企画。今回は、現在発売中の『ウィキッド ふたりの魔女』。画質と音質の見どころを、大橋伸太郎氏が自宅のホームシアターで徹底的にチェックした。


『ウィキッド ふたりの魔女』



UNUF-1001 7,590円(税込) ハピネット・メディアマーケティング 


STORY


シズ大学の新入生エルファバは生まれつき緑色の肌にコンプレックスを抱えるネクラな娘だが、魔法学部長マダム・モリブルは彼女の才能を見逃さなかった。ルームメイトが人気者のガリンダ。対照的な2人は反発し合うが、次第に互いを認め合い親友になる。モリブルの推薦でエメラルドシティへの招待状がエルファバに届く。彼女はガリンダ改めグリンダを伴い、魔法の国の首都へ旅立つが


ヒットミュージカルの豪華な映画版。映像は色彩と立体感に優れる


テクニカラー最初期の名作『オズの魔法使』にリスペクトを込め、全編色彩の洪水。精細感も秀逸で、俳優が画面から浮き上がる立体感がある。全編スタジオセットの『オズ〜』に見劣りしないように、CG依存を避け大掛かりなオープンセットを組み、900万株のチューリップを植え、CH9図書館の群舞シーンのトルネードホイールやCH13エメラルドシティ行列車の実物大セットが迫力を生む。


ヒットミュージカルの満を持しての映画化である。リリックなソプラノヴォイスの美しいアリアナ・グランデとドラマティックな歌唱力のシンシア・エリヴォのデュエットCH618はスピーカーシステムの帯域レスポンスとフラットバランスの試金石。CH17/1819追跡を逃れ飛立つアクションシーンでDolby Atmosの空間オーディオが全開に。


2部構成の前編(後編は20263月公開)。マイノリティ差別やルッキズムへの問題定義の社会性もにじませる。ファミリーで楽しめる全てのホームシアター必備のソフトだが、難点は子どもには長すぎる(160分!)ことだ



(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.




(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.


 



『ウィキッド ふたりの魔女』画質/音質傾向


 


SPEC


●製作:2024年/米 ●ジャンル:洋画ミュージカル ●監督:ジョン・M・チュウ ●出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ ●本編ディスク:約160分、スコープ、Dolby Vision ●本編音声:英語Dolby Atmos、日本語Dolby Digital 5.1ch ●字幕:日本語、バリアフリー英語 ●特典:未公開シーン&ロング・バージョン、「ウィキッド ふたりの魔女」メイキング、シズへようこそ、受け継がれる「ウィキッド」ほか

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 80'sデザインが堪らない! カロッツェリアの“車載スピーカー”をあえてホームオーディオで使ってみた!
2 BS12「日曜アニメ劇場」、10月はリマスター版『ストII MOVIE』や映画『小林さんちのメイドラゴン』など放送予定
3 『VIVANT 悪役会議室』TVer特別版、配信開始。迫田孝也×河内大和×馬場 徹
4 足元こそオーディオの要。「見通しが良くなる」IsoAcousticsのインシュレーターの効果を体験&技術詳細を訊く
5 JBL「Summit EVEREST」の真髄を山之内 正氏が聴く。「エモーショナルな表現力は未踏の高みに到達」
6 マランツ「MCR 60n」発売前特別試聴イベント。9/26、9/27に東京・神奈川3箇所で開催
7 “万能エンタメヘッドホン”、Boseの最新「QuietComfort Headphones」で『攻殻機動隊』の世界観にどっぷりハマる
8 南青山のVolvo Studio Tokyoにて、B&Wのホームスピーカーとカーオーディオの体験イベント、9/26に開催
9 Beats、最上位ヘッドホン「Beats 360」。クッション交換可能で「ヘッドホンをスポーツシューズのように」
10 【ミニレビュー】Jorma Design「Duality XLR」、ハイファイ性能と音楽性を高次元で両立
9/24 10:54 更新

WEB