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公開日 2023/12/07 06:30
Mini-LED+QLED採用のフラグシップ機の実力に迫る

“観る”から映像作品に“入る”感覚に。超大画面チューナーレス4KテレビTCL「98C955」をプロが体感

大橋伸太郎

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現在のハイエンド・4K液晶テレビにおいて、トレンドともいえる高画質技術のバックライト技術「Mini-LED」と広色域化技術「QLED(量子ドット技術)」を、TCLはいち早く開発し、国内への導入を図ってきた。2019年にはQLED採用モデル、2021年にはMini-LED+QLED採用モデルを国内で発売するなど、Mini-LED+QLEDの先駆者と言っても過言ではないブランドであり、ドメスティックの強豪に肩を並べる存在だ。

TCL「98C955」 オープン価格(予想実売価格980,000円前後・税込)

そこに新たな魅力として、“大画面を超える超大画面” を実現させた4K液晶テレビがフラグシップモデルの「C955シリーズ」である。Mini LED+QLEDを採用し、98インチの超大画面を叶えたチューナーレス4Kテレビ「98C955」の魅力に迫っていきたい。

98インチの超大画面を実現したフラグシップ・チューナーレス4Kテレビ

■Mini-LED+QLEDに最上位の高画質エンジンを投入した超大画面テレビ


98C955は先述した通り、従来以上に細かく分割されたバックライトのMini-LEDを採用することで、圧倒的なコントラストと明るさ、引き締まった暗部表現を叶え、さらにQLEDを合わせ込むことで純度が高く鮮やかな色表現を可能にした超大画面モデルであるが、特徴はそれだけではない。

バックライト技術「Mini-LED」

広色域技術「QLED(量子ドット技術)」

高画質のもうひとつの柱が映像回路技術「Algo Engine Max II」の採用だ。同社のなかで最上位に位置する高画質エンジンであり、AIによる画質解析のアルゴリズムを持ち、ノイズ処理や超解像処理、バックライトの高精度のローカルディミング、精密なカラーマネージメント、明暗の表現を進化させたHDR表現など、多彩な高画質処理を実現している。

高画質処理エンジン「Algo Engine Max II」

高精度にバックライトを制御する「ローカルディミング」

対応するHDRフォーマットもトレンドをカバー。HDR10+やHLGはもちろん、Dolby Vision、HDR10+に対応し、さらにテレビ側に明るさセンサーを搭載しているモデルが対応できるDolby Vision IQも採用している。音響面では、3DオーディオフォーマットのDolby Atmos対応しているほか、DTS Virtual:Xの機能も搭載しており、幅広い立体音響技術を備える。

■チューナーレステレビで他と一線を画すクオリティ


また大きな特徴であるのが、デジタル放送チューナーを搭載しない “チューナーレス4Kテレビ” であること。放送番組を視聴する機会よりも、動画配信コンテンツの視聴を中心とするユーザーに最適だ。他ブランドでもチューナーレステレビは存在するが、どれも安価で高画質とは言い難いものばかり。そういったなか、信頼度の高いブランドであるTCLのモデルであること、そして同社の高画質技術が全て投入されているなど、他モデルとは一線を画す。

本モデルはGoogle TVを搭載しているため、Youtubeをはじめ、Amazon Prime Video、Netflix、Disney+、Apple TV、U-NEXTなど、豊富なVODサービスに対応する。AirPlay2やGoogleアシスタントにも対応しており、機能性も富んでいる。

Google TVの搭載で多数のVODサービスを楽しめる

ゲーミングテレビとしての側面を持っていることも魅力で、4K/144HzやVRR/ALLMへの対応、応答速度0.8msを実現。加えてAMD FreeSync Premium Proテクノロジーも採用するなど、高いゲーミング性能を持っている。

4K/144Hzに対応することでゲーミング性能を高めた

今回、98C955の実機をレビューすることが叶った。日本橋にあるTCLジャパンエレクトロニクスの本社にて視聴したインプレッションをお届けしよう。

「98C955」の画質・音質をチェック

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