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公開日 2017/12/18 19:01
米国のハイエンドブランドに再評価の機運

GRADOの最高峰ヘッドホン「PS2000e-balanced」レビュー。アンバラと聴き比べて分かった実力

岩井 喬

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■GRADO最上位「PS2000e」に登場したバランス駆動機

米GRADO(グラド)のProfessional Seriesにおけるフラグシップモデル「PS2000e」にバランス対応モデル「PS2000e-balanced」(¥339,000/税抜)が登場した。いま、アンバランス接続用の標準モデルも含め、GRADO再評価の機運が高まっている。

GRADOの最高峰ヘッドフォン「PS2000e-balanced」¥339,000(税抜)

PS2000eはメイプル材のインナーバッフルを合金製ハウジングで覆うことで振動由来のリンギングやノイズ、歪みを排除。ドライバーユニットはUHPLC導体のボイスコイルを用いた50mm排気型ドライバーを搭載している。

バランス駆動対応機としては珍しくPS2000e-balancedでは直出しのケーブルを装備する

各部材を厳選し、ダイアフラムの形状も放出される音波が回折の影響を受けにくい形へ新設計したほか、フロントキャップやグリルの見直しも実施。徹底して歪み感や共振を抑え込み、クリアで緻密なサウンド再生を実現したという。


12芯UHPLC導体使用したケーブル。端子は汎用性の高い4ピンXLRプラグを装備する

4ピンXLR-φ6.3mmステレオ標準アダプターと、φ6.3mmステレオ標準-φ3.5mmステレオミニへの変換プラグも付属する
ケーブルは12芯UHPLC導体を採用。なおPS2000e-balancedについてはケーブルの終端が4ピンXLRプラグとなる。そして付属品にバランス/標準変換プラグケーブル、ステレオミニプラグ変換ケーブル、4.5m延長ケーブルも同梱されるため、PS2000e購入を検討するならPS2000e-balancedを選択した方がお買い得といえるだろう。

伝統的な必要最小限のパーツで構成されたオープンバックスタイルは、GRADOならではのアイデンティティだ。

PS2000eはその中でも大柄なタイプで、側圧調整板を仕込んだ牛革ヘッドバンドも幅広な形状としたうえ、内部にクッション材も追加。大きなスポンジ状イヤーパッドの安定感も相まって、重量級の質量をしっかりと支えている印象だ。

ふたつのPS-2000eのサウンドを聴き比べる

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