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<ヘッドフォン祭>Noble Audio「FoKus Astrid」やSENDY「Peacock PRO」を展示/intimeの上位機「優 -YU-」も
編集部:原田郁未「秋のヘッドフォン祭2026」が開催された。本稿では、アユートとオーツェイドのブースから、Noble Audio、SENDY AUDIO、Maestraudio、intimeなどの注目製品をレポートする。
Noble Audio、新完全ワイヤレス「FoKus Astrid」をアピール
アユートのブースでは、Noble Audioの完全ワイヤレスイヤホン「FoKus Astrid」を展示。年内の発売を予定する新モデルで、価格は約99,000円。8.3mmダイナミックドライバー、6mm平面駆動型ドライバー、バランスド・アーマチュア型ドライバーを組み合わせた、3ドライバー・ハイブリッド構成を採用する。
Bluetooth 6.0に対応し、コーデックはLDAC/aptX Adaptiveをサポート。アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み機能も搭載する。再生時間はイヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用で最大40時間。ワイヤレス充電にも対応する。
また、Bluetoothヘッドホン「FoKus Artemis」も展示。ダイナミック型、バランスド・アーマチュア型、平面駆動型を各1基組み合わせたトライブリッド構成を特徴とする。USB Type-C to 3.5mmケーブルの付属や、バッテリーを交換できる点も強みとして紹介されていた。
SENDY AUDIO「Peacock PRO」、展示会で得た声を開発に反映
同じくアユートブースでは、SENDY AUDIOの「Peacock PRO」も展示。同社の平面磁界型ヘッドホン「Peacock」を発展させた、ウッドハウジング採用のフラッグシップ開放型ヘッドホンで、販売価格は30万円前後を予定している。
新たにPET+カーボン複合素材を採用した88mm平面磁界型ドライバーを搭載。素材の剛性を高めることで、弾むような低音、温かみのある中音域、クリアで繊細かつ伸びのある高音域を実現し、広々としたサウンドステージを描くとしている。
夏の展示を含むこれまでの展示会で得たユーザーのフィードバックをもとに、耐久性の向上などの改良を進めてきたという。今回の展示機は「一応の最終的な状態」とのことで、年内の発売を予定している。
このほか、「Sendy Pro」シリーズ初のモデルとなる密閉型スタジオモニターヘッドホン「Sendy Pro TG-X1」も紹介。PET+チタンの2層複合ダイアフラムを採用した50mmダイナミックドライバーを搭載する。剛性や柔軟性の異なる2つの素材を組み合わせることで、高い解像度とバランスの取れた周波数特性を追求したという。
同ブースでは、上記製品のほか、Astell&KernのDAPなどの試聴会を実施。製品ごとに試聴の為の整理券が配られるほどの賑わいを見せていた。
Maestraudio「WISTAIR」「CLOWN」は今冬発売予定の限定モデル
アユートに隣接するオーツェイドのブースでは、同社が取り扱うMaestraudioとintimeを中心に、発売前のモデルを含む複数の新製品を紹介していた。
Maestraudioからは「WISTAIR(ウィステア)」と「CLOWN(クラウン)」を先行展示。いずれも今冬の発売を予定しており、価格は未定となる。
両モデルは、FitEar 2pinコネクターを備えたステージモニターIEM「STAGEAR」と同じ筐体を採用し、リスニング向けにチューニングしたリミテッドモデル。オーツェイドが蓄積してきたイヤホン開発の知見を生かし、それぞれ異なる音づくりを提案する。
CLOWNは、“道化”という名称の通り「陽気に明るく」、アップテンポな楽曲を楽しく聴くことをコンセプトとしたモデル。10mm径チタンコート・ダイナミックドライバーと、5.8mm径RSTによるハイブリッド構成を採用する。
一方のWISTAIRは、全体を支える低域を強調し、女性ボーカルをより心地よく聴くことをコンセプトとする。こちらは10mm径ダイヤモンドコート・ダイナミックドライバーと、5.8mm径RSTを組み合わせている。
ケーブルは両モデルとも、シルバーコートOFC&OFCのハイブリッド4芯仕様。3.5mmアンバランス/4.4mmバランスを切り替えられる2in1マルチプラグを搭載する。
また、同ブランドは超音波を用いた集音デバイスも参考展示。現在クラウドファンディングを実施中とのこと。複数の音が混在する場所でも必要な声や音に注意を向けられる「必要な音」の聞き取りに特化した製品になっているという。
intimeは上位機「優 -YU-」に加え、エントリーモデル「碧Light」も
intimeでは、上位モデル「優 -YU-」を展示。価格帯は10万 - 15万円程度を想定しているという。大きな特徴は、新開発のセラミック素材を採用すること。同社は従来からセラミック技術をイヤホンの高域再生に活用してきたが、今回は新たな素材を量産可能な形に仕上げ、上位モデルの音づくりに投入する。
比較的手に取りやすい価格帯でも独自技術を展開してきたintimeが、価格帯を引き上げ、その技術をさらに追求するモデルとなる。
また、エントリーモデルの有線イヤホン「碧Light」も紹介された。1万円以下の高コスパモデルながら、上位機と同じツイーターを搭載し、高音質を訴求する。