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FIIO、リニア電源「DARKSIDE PRO」。A特性30μVrms以下の低リップル実現
編集部:原田郁未FIIOは、Hi-Fiオーディオ機器への電源供給を低ノイズ・安定化させるためのリニア電源「DARKSIDE PRO」を10月30日(金)に発売する。カラーはブラックとシルバーの2色。価格はオープンで、市場では税込29,700円前後での実売が予想される。
75Wトロイダルトランスとフルディスクリート構成のNMOS電圧レギュレーター回路を採用。これらによって低ノイズで安定した電源供給を追求した。
電源部には、方向性電磁鋼板を用いた75Wトロイダルトランスを搭載。同社によると、トロイダル構造によって漏れ磁束の低減を図るとともに、電源容量に余裕を持たせることで、接続機器の電力需要の変化に対応する設計としたという。音質面では、ダイナミクスや低域表現の向上を目指したとしている。
電圧安定化回路には、大電流対応MOSFET「IRFZ34NPBF」を2基並列で使用する、フルディスクリート構成のNMOSレギュレーターを採用。電流供給能力と低ノイズ性能の両立を図り、出力リップルの公称値は30μVrms以下(A特性)としている。
電圧リファレンスには「LT431」、整流回路にはブリッジダイオード「D15XB60-7000」を使用。コンデンサーにはELNA製を中心に、Rubycon製やWIMA製も採用する。
出力電圧は、本体のスライドスイッチで12V/15Vを選択できる。切り替えに応じて内蔵リレーがトランス側の出力電圧を変更し、同社は電源効率の向上と発熱の低減を図ったと説明している。本体のポテンショメーターでは、選択した電圧から±0.2Vの範囲で微調整が可能。前面の7セグメントLEDインジケーターで、現在の出力電圧を確認できる。
DC出力端子にはGX16-2コネクターを採用し、確実な接続と耐久性を重視したという。出力電流は最大3Aで、接続先の電圧・電流条件や端子仕様に適合する機器へ電源を供給できる。入力側には3ピンAC電源インレットを備え、対応電源電圧はAC100 - 120Vとなる。
筐体はアルミニウム製のユニボディ構造。機械的な共振や外部からの電磁干渉の影響を抑えることを狙った設計で、外観は同社のデスクトップオーディオ機器との組み合わせを意識した、ミニマルなデザインとしている。
出力側には、自己復帰型ヒューズによる過電流保護機能を搭載。過電流発生時に出力を制限し、原因が解消されて復帰条件を満たすと、通常動作へ戻る仕組みとなる。このほか、1A/250Vヒューズも採用する。外形寸法は約188W×42.3H×188Dmm、質量は約2.2kg。DC電源ケーブル、AC電源ケーブル、予備ヒューズが付属する。
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