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公開日 2026/08/24 13:19
独自の音響制御技術「SLAMテクノロジー」搭載

Audeze、新フラグシップ平面磁界駆動型ヘッドホン「LCD-5s」。新設計ドライバーなどで音質強化

編集部:石井達也

完実電気は、同社が取り扱うAudeze(オーデジー)ブランドより、新たなフラグシップ密閉型ヘッドホン「LCD-5s」を発売した。価格はオープンだが、税込797,500円前後での実売が予想される。



「LCD-5s」は、4月25日に開催された「春のヘッドフォン祭2026」にて初展示された、平面磁界駆動型の新たなフラグシップモデル。同機が今回正式発表された格好だ。



リスナーに最も自然な周波数特性を提供するため、同社最薄かつ最高感度の素材を採用した新設計の90mmドライバーを搭載している。


振動板には、ナノスケールの「Parallel Uniforceダイヤフラム」を採用。改良されたシャーシ構造と連動して中音域のチューニングを精密に行うほか、振動板をクロスバーで2分割して仮想的に2枚として駆動させることで、動作の均一化と歪みの抑制を図ったという。





マグネット構造には「Fluxor」、ウェーブガイドには「Fazor」テクノロジーがそれぞれ採用されている。


また、本機向けにカスタマイズされた独自の音響制御技術「SLAM(Symmetric Linear Acoustic Modulator)テクノロジー」を搭載。筐体の上下にバスレフポートのような機構を設け、精密なドライバー制御によって内部の音圧を的確にコントロールすることで、力強く拡張された低音応答と、驚くほど開放的なサウンドステージを実現するという。


ハウジング等のデザインは、カーボンファイバー、マグネシウム、本革、そして磨き上げられたポリマーアセテートを組み合わせ、洗練された銅のアクセントをあしらったエレガントな仕上がりと謳う。


イヤーパッドも新設計の流線型フォルムを採用し、聴覚的な反射を最小限に抑えて音の正確性を高めつつ、長時間のリスニングでも疲れにくい快適な装着感を追求したと説明している。


付属ケーブルは、方向性を持たせた高純度OCC(単結晶銅)ストランドで特別に調整された超高純度ケーブルを採用。低容量・低抵抗の信号経路により、比類のない音響的精度を維持するとしている。




そのほか付属品として、4ピンXLRプレミアム・バランスケーブルのほか、4ピンXLR to 6.3mm標準プラグ変換アダプター、6.3mm標準 to 3.5mmミニプラグ変換アダプター、プレミアムアルミニウムケースが同梱される。

主な仕様は、型式が平面磁界駆動型(開放型)、周波数特性が5Hz - 50kHz、インピーダンスが35Ω、感度が90dB/1mW。最大出力は130dB以上で、THD(全高調波歪率)は0.1%以下(@100 dB SPL)。推奨入力レベルは500mW以上(最小入力100mW以上/最大入力5W RMS)となっており、本体のみの重量は475g。

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