トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2025/12/05 19:06
2025年内に発売

飯田ピアノ、イタリアのイヤモニブランド「NTS Audio」取り扱い開始。第1弾は「ONE」「TWO」「THREE」の3機種

編集部:太田良司

飯田ピアノは、イタリア・ミラノのIEMブランドNTS Audio(エヌティーエス・オーディオ)の輸入代理店となったことを発表。インイヤーモニターの「ONE」「TWO」「THREE」を2025年内に発売する。


市場予想価格はONEが36,300円、TWOが57,200円、THREEが79,200円(いずれも税込)。数字が若い順にエントリー、ミドル、ハイモデルとなっている。



左から「THREE」「ONE」「TWO」


NTS Audioは、2015年にRiccardo Cherchi(リカルド・ケルキ)とAlessandro Mucci(アレッサンドロ・ムッチ)によってイタリア・ミラノで設立されたインイヤーモニターブランド。派手な装飾はせず、イタリアらしい造形美に機能を優先して「高音質のためのミニマル」を貫くとのこと。


製造はミラノでのフルインハウス体制で、3Dプリントによるシェル成形とハンドフィニッシュを組み合わせている。アイデアから生産まで、すべてをミラノで完結させているのが特徴。カスタムIEMで培った多ドライバー設計と音響チューニングのノウハウを、ユニバーサルラインにも継承した点を強みとする。


ONE



ONEはフルレンジのダイナミックドライバー1基を搭載。豊かな低域と伸びのある高域で、力強くライブ感のあるサウンドを狙ったという。


普段使いからライブまで幅広い用途に対応するエントリーモデルと位置付ける。周波数帯域は10Hz - 16kHz、インピーダンスが16Ω、感度h108dB。


TWO



TWOはバランスド・アーマチュア2基によるニュートラル志向のチューニング。帯域の端を過度に強調せず、明瞭感と自然なバランスを重視した。


ジャンルを問わず使いやすい万能型だと同社は説明している。周波数帯域は7Hz - 18kHzで、インピーダンスが26Ω、感度が112dB。


THREE



THREEはBAドライバー3基を搭載する上位モデルで、パッシブクロスオーバーにより帯域を分担。


情報量の多さ、立ち上がりの速さ、強いアタック感をバランス良く両立し、ワンランク上のリスニングやモニタリングに対応するという。周波数帯域は6Hz - 20kHzで、インピーダンスが22Ω、感度は114dB。



同社によれば、ライブステージやリハーサル、リスニングオーディオ、バックアップIEMなど用途を問わず使いやすい設計を目指したとのこと。主要販売店での商品登録と店頭展示機(体験機)の導入を進めており、リリース時期に合わせて試聴機会も用意するとのことだ。



関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB