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公開日 2022/11/07 19:10
2024年の3Dセンサー市場参入を目指す

ジャパンディスプレイ、カメラ1台で通常映像とデプスマップの両方を取得可能な3D撮影技術

編集部:小野佳希
ジャパンディスプレイは、1台のカメラで通常映像とデプスマップの両方を取得可能な3D撮影技術を開発したと発表した。

同社の液晶パネル技術と、日立製作所研究開発グループの光学と画像処理の融合技術を組み合わせることで、通常の色情報を含んだ映像データと距離や位置情報を含んだデプスマップの両方を、1つのカメラで取得可能にしたとのこと。通常撮影モードとデプスマップモードを切り替えることで、通常の映像撮影とデプスマップの取得を行える。

本技術の仕組みを示したイメージ図

同技術では、一般的なカメラレンズユニット及びイメージセンサーに、ジャパンディスプレイが開発した特殊なパターンを表示する液晶パネルを組み合わせ、撮影した映像から光学的物理量を抽出して演算。これによって1つのカメラで人や建物等の位置情報を立体的に取得し、デプスマップを生成できる。また、液晶パネル部分の表示モードを制御することにより、上記の通り通常の映像撮影も可能とした。

人や建物などの形状や位置、さらに色や模様などを正確に把握し、情報・データとして取り込む3D撮影技術の分野においては、一般的にステレオカメラやToFセンサーが用いられることが多い。一方で、センサーやカメラが複数必要になるなど、構造が複雑・大型化し、搭載する製品の大きさや取付け位置などの制約が大きくなっていたと同社は指摘。今回の技術はそうした課題を解決するものだとし、2024年の3Dセンサー市場参入を目標に掲げる。

また今後、本技術によるカメラの小型化や性能向上等の開発を進め、より多くの製品・分野への搭載を容易にすることで、リアルとバーチャルの融合による安心・安全・豊かな社会の実現を目指すとしている。
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