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公開日 2018/09/14 16:01
厳選した部材でハンドメイド生産

ADVANCED、ピュアベリリウム・ダイナミックドライバー搭載のフラグシップIEM「M5-1D」

編集部:成藤正宣
宮地商会M.I.D. は、米ADVANCEDのハンドメイド・ユニバーサルIEM(インイヤーモニター)「M5-1D」を9月21日より発売する。オープン価格だが、市場では43,200円前後での実売を想定する。

「M5-1D」

同ブランドのフラグシップモデルに位置づけられるIEMタイプのイヤホン。ドライバーとして、「ビスポーク・ドライバー・テクノロジー」と称した、独自設計のハイレゾ対応ピュアベリリウム・ダイナミックドライバー1基を搭載する。

ベリリウムコーティングされた、独自のダイナミックドライバー1基を搭載する

ドライバーの振動板はPEEK(ポリエーテルケトン樹脂)とPET(ポリエチレンテレフタレート)を組み合わせ、その上からベリリウムメッキを施したもので、可能な限り原音に忠実な音を得られるよう共振特性を調整している。

これにより振動板の厚みは競合製品の5倍、25ミクロンに達し、前例を見ないほどの剛性と非常に小さな歪を実現。結果として、ダイナミックでありながらニュートラル、広いレンジを持ちながら自然なサウンドを実現したという。

高音から低音まで、広い周波数特性を実現

ハウジングは何千種類ものカスタムIEMを研究して耳の形状の共通分母をとり、さらに人間工学に基づいて設計。素材には、皮膚に接触するウェアラブルデバイスにも用いられるような、安全性の高い医療グレードのアクリルを採用している。

その他のパーツも厳選したものや特注品を用いており、4〜6週間かけて手作業で加工され、組み立てを行った後、技術責任者による厳格な品質管理を通過したものだけが出荷されるという。

ケーブルは2pin端子(ピン径0.78mm)により脱着が可能で、3.5mm金メッキステレオミニプラグ端子を搭載した、4芯編組銀メッキ銅ケーブルが付属する。

再生周波数帯域は10Hz〜40kHz、感度は110dB/-3dB(at 1kHz)、インピーダンスは32Ω。

付属品一覧

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