Spotifyは、iOS/Android向けアプリを、今後数週間のあいだにグローバルでアップデートすることを発表。モバイル向けの新デザインを採用するとともに、無料会員向けの機能を強化する。

プレイリスト機能では、15のオンデマンド・プレイリストが用意される。このプレイリストでは、無料会員でも自由に楽曲を選択でき、シャッフルされるのを待つ必要がない。このオンデマンド・プレイリストは、ユーザーの音楽の好みをベースに作られ、「ディスカバー・ウィークリー」や「リリース・レーダー」といった、パーソナライズされたプレイリストの楽曲も含まれる。

ユーザーが自らプレイリストを作る機能についても、より素早く追加操作が行えるよう、UIが見直される。プレイリストの名前を登録し、楽曲を検索。その検索結果からプレイリストに加えるだけで、プレイリストを作れるようになる。

また新アプリでは、無料会員でも、これまでよりパーソナライズされたサービスが利用可能になる。サインアップすると好みのアーティストを尋ねられ、それらの好みに応じたプレイリストが作られるという具合だ。さらに、楽曲を聴いている際にLikeやHideボタンをタップしていくと、リコメンデーションの精度が増していく。

音質に関連するところでは、新たに「Data Saver」機能が追加される。これをオンにすると、ストリーミング時のデータ使用量が削減され、音質が最適化されるという。