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公開日 2026/06/19 22:10
Hi-Fiからカジュアルまで行き届いたラインナップ

<OTOTEN>Kanto AudioやSHANLINGから未発表新製品/DS Audioの真空管ハイブリッド・フォノアンプ

編集部:成藤正宣

日本オーディオ協会が主催する、国内最大級のオーディオ&ホームシアターの祭典「OTOTEN2026」が、有楽町の東京国際フォーラムにて開幕。6月19日(金)は人数限定/有料開催日の「プレミアムデー」、20日(土)および21日(日)は入場無料の一般公開日として開催されている。


4階 G408には、完実電気/デジタルストリーム(DS Audio)/MUSINの3社が共同で出展。各社が取り扱うブランドの注目製品を中心に展示/デモンストレーションを準備している。


完実電気は、RegaやLUMIN、DEVIALET(デビアレ)ブランドのデモンストレーションを実施する傍ら、室内では自社ブランドPERFECTIONのオーディオアクセサリーを展示。



PEFECTION製品デモンストレーション時の試聴システム。デビアレのネットワークプリ「ASTRA」(約350万円)をはじめ、LUMINのネットワークプレーヤーやKanto Audioのアナログプレーヤーを使用した


ドーナツ型ではなく分割式設計を実現し、ケーブルを “挟んで” 取り付けられるようになったノイズ低減コア “Amorcrystal Split” 「PFT-AS140DI」(約3.9万円)や、レコード盤の洗浄と乾燥を1台でまかなうバキューム式クリーナー「PFT-VC1」(約22万円)などを出展している。



2つに分割できるので取り付けしやすい「PFT-AS140DI」



1台で洗浄&乾燥両方をこなせるクリーナー「PFT-VC1」


なおPERFECTIONブランドでは、3周年を記念して一部モデルを割引販売するキャンペーンを6月30日(火)まで実施中だ。







PERFECTIONは2026年6月30日まで3周年記念キャンペーンを実施中。独自の技術で電源ノイズを取り除くコンセントフィルター「PFT-ANE1」が通常よりもお得に手に入る


また、ブランドとして大きめにピックアップされていたのが、カナダKanto Audio(カント オーディオ)。



Kanto Audioのラインナップがクローズアップ


ロゴや凹凸の少ないミニマルなデザインのアクティブスピーカーやスピーカースタンドなどが特徴的なブランドだが、今年3月にリーズナブルなアナログプレーヤー「OBI3」(約3万円)を発売。これに合わせて複数のレコードアクセサリーの展開を予定しているといい、今回参考出展という形でいち早くラインナップを紹介した格好だ。



ミニマルなアナログプレーヤー「OBI3」



ターンテーブルマット「TT-AKIT」など、今後アナログアクセサリーを充実させる予定とのこと


さらに、OBI3とマッチする5色のカラーバリエーションを備えたブックシェルフ型アクティブスピーカー「YU6 G2」も参考出展。今年夏ごろにおよそ7 - 8万円ほどで発売見込みとのことで、OBI3と合わせれば約10万円でインテリアにも馴染みやすいアナログシステムを完成させることができる。



今夏発売を予定するミニマル&淡い色調のアクティブスピーカー「YU6 G2」。OBI3と合わせ、インテリアとしても取り入れやすいアナログシステムが組み立てられる



ターンテーブルマット以外にも、モダンな雰囲気のアナログアクセサリーの取り扱いが予定されている


DS Audioは、7月の発売を控える光カートリッジ用真空管ハイブリッドフォノアンプ「TB-50」(66万円)を出展。半導体で構成した増幅回路と、真空管によるバッファー回路を組み合わせたハイブリッド構成のフォノアンプで、“理想的な増幅” と “豊かな倍音” が一体となったサウンドが魅力だという。8月発売予定の超音波振動でレコード盤のホコリを取り除くクリーニングブラシ「SC-001」(15万円)もセットで訴求していた。



真空管&半導体ハイブリッド構成の光フォノアンプ「TB-50」(写真中段)。真空管技術を共有するピュア真空管フォノアンプ「TB-100」(下段、242万円)なども合わせて出展



レコード溝のホコリを微細な毛先と振動でしっかり取り除く「SC-001」


MUSINからは、OTOTENと同時の6月19日より販売を開始したR2R DAC搭載のSACDプレーヤーSHANLING「SCD3.3」(約71万円)と共に、夏ごろに発売を見込む2つのR2R DAC搭載製品を参考出展した。



SHANLINGブランド独自開発のR2R DAC回路を搭載するSACDプレーヤー新モデル「SCD3.3」が目玉のひとつだが、これに加えて2つのサプライズ出展を用意


参考出展の1つ目は卓上DAC/ヘッドホンアンプ「EH90」。SCD3.3と同じSHANLING独自のR2R DACと最大出力5.2Wのディスクリート・バランスヘッドホンアンプを内蔵したモデルで、SHANLINGブランドの卓上オーディオ製品と揃えたデザインも特徴。


I2Sデジタル出力も備えており、同ブランドの対応製品と接続すれば音楽信号をダイレクトに送り届けることができる。国内価格は20万円ほどとなる予定だそうだ。



SCD3.3と同じR2R回路を搭載したDAC/アンプ「EH90」(下段)。CDトランスポート「CT90」(上段、約15.8万円)など同ブランドの卓上オーディオ製品との統一感もある


2つ目はネットワークプレーヤー「SM1.3R」。昨年発売モデル「SM1.3」(約20.8万円、生産完了)のDAC部を、AKM「AK4499EX」+「AK4191」からR2R DACに置き換えたモデルのようだ。こちらはまだ価格未定とのことだった。



SCD3.3と同じR2R DACを搭載したネットワークプレーヤー「SM1.3R」。価格は現時点でまた未定


ほか、英国仕込みの “ブリティッシュ・サウンド” を掲げるONIXブランドから、据え置きオーディオ “Zenithシリーズ” のデモンストレーションを実施。


6月5日発売のブランド初のネットワークトランスポート「XMT20」(約38.5万円)、DAコンバーター「XDA20」(約35.9万円)、SACDプレーヤー「XST20」(約32.2万円)の3製品のセットで、音質からデザインにいたるまで貫かれた統一感をアピールしている。



“ブリティッシュ・サウンド” を掲げるONIXブランドの据え置きオーディオ “Zenithシリーズ”。SACDプレーヤー/ネットワークトランスポート/DAコンバーターをラインナップ



根強い人気があるというSHANLINGのコンパクトCDプレーヤーも展示。AKM「AK4493S」DACチップを搭載する「EC Zero」(中央、約5.2万円)、R2R DACと真空管回路を搭載する「EC Zero T」(右、約8.9万円)に加え、今後発売予定の小さくスリムな弟分「EC Play」(左)も参考出展されている

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