トップウイング、細径ケーブルに最適化したRCAプラグ「Root RCA Plug」
編集部:原田郁未トップウイングは、細径ケーブル向けに最適化したRCAプラグ「Root RCA Plug」を11月18日(火)に発売する。価格は2ペア/4本で3,300円(税込)。
同社の「TOP WING FLUX/FLOW」など、外径4mm以下の細径ケーブルに最適化したRCAプラグ。
同社によれば、一般的なラインケーブルは外径約6mmで、RCAプラグもそのサイズに合わせた設計が主流となっており、FLUX(3mm)やFLOW(3.5mm)のような細径ケーブルは保持が難しく、適合プラグの選択肢が限られていたという。
Root RCA Plugはその課題を解消すべく、細径ケーブルを追加処理なしでしっかりと保持できる専用設計を採用。同時に音質面にも十分配慮したとのこと。
音質面の特徴として、銅合金製のプラグ部には接触抵抗の低さや導通特性に優れる銀メッキを採用。ニッケルメッキや金メッキよりも優れた伝送特性を確保したとする。
コンタクト部/リング部ともに共通の素材を採用し、信号とシールドの同一性を確保。さらに中空コンタクトを採用することで、素材固有の音質影響を抑え、ケーブルが持つ本来の音を引き出すとしている。
絶縁材にはPTFEを採用し、絶縁部の形状最適化も行うことで寄生容量を極小化。一般的なRCAプラグでは数十pF、ハイエンド品でも10pF前後が一般的とされる中、本モデルは約2pFという低い値を達成し、ケーブル本来の特性を阻害しない点をアピールしている。
2ペア(計4本)での販売となり、1セットでステレオ1組のケーブルを制作可能。ペアごとに赤/黒リングが装着されている。
なお、はんだ付け部は剛性確保のため円筒形状を採用。心線を通して先端で固定するか、円筒部で固定するか選べる仕様となっている。全長は約34mm。
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