Klipsch、「Heritageシリーズ」スピーカー3モデルに新色アメリカン・オーバーンを追加
編集部:太田良司ティアックは、同社が取り扱うKlipsch(クリプシュ)ブランドの “Heritageシリーズ” 「Cornwall IV」「Forte IV」「Heresy IV」の3モデルにおいて、新色 “アメリカン・オーバーン” を11月4日に受注開始する。
価格は、「Cornwall IV」が858,000円、「Forte IV」が660,000円、「Heresy IV」が429,000円(それぞれ税込/1台)。いずれも既存カラーバリエーションのアメリカン・ウォルナット、ブラック・アッシュと合わせた3色展開となる。
Heritageシリーズは、創業者のポール W. クリプシュの理念を受け継ぎ、創業地である米アーカンソー州ホープの工場にて、職人が最高級の素材を使用してハンドメイドで組み上げるスピーカーシリーズ。左右で木目が揃うブックマッチの天然木突板仕上げを採用している。
Cornwall IVは、1959年に初登場した大型フルレンジスピーカーの第4世代モデル。 3ウェイ・ホーン方式・フロア型で、高域には25.4mmのチタニウム振動版コンプレッションドライバー(K-107-TI)、中高域には44.5mmのホーンロード型ポリイミド振動板コンプレッションドライバー(K-702)、低域には381mmの繊維複合材料コーンウーファー(K-33-E)を搭載。3ウェイ構成ならではのワイトレンジかつ高感度な再生能力により、ダイナミックでありながら繊細な音楽表現を実現するとしている。
再生周波数帯域は34Hz - 20kHz (+/- 4 dB)、能率は102dB @ 2.83V 1m。定格入力は100Wで最大入力は400W。最大出力音圧レベルは119dB、インピーダンスは8Ω、クロスオーバー周波数は高域が5kHzで 中高域が700Hz。
スピーカーターミナルは、バナナプラグ対応スクリュー式端子でバイワイヤリングに対応する。外形寸法は643W×965.2H×394Dmm、質量は43.43kg。
Forte IVは、1985年登場の初代モデルから受け継いだエレガントな佇まいと滑らかかつ力強いサウンドで、高い人気を誇るというモデル。3ウェイ・パッシブラジエーター型で、高域と中高域のドライバーはCornwall IVと共通。低域に304.8mmの繊維複合材料コーンウーハー(K-281)に加え、背面には304.8mmのパッシブラジエーター(KD-15)を備える。低域の量感と伸びやかさを大幅に向上させ、サイズを超えた重厚な低音再生を実現するそうだ。
再生周波数帯域は38Hz - 20kHz(±4dB)、能率は99dB @ 2.83V 1m。定格入力は100Wで、最大入力は400W。最大出力音圧レベルは116dB、インピーダンスは8Ω。クロスオーバー周波数は高域が5.2kHz、中高域が650Hz。
スピーカーターミナルはバナナプラグ対応スクリュー式端子で、バイワイヤリングに対応する。外形寸法は422.4W×908.1H×330Dmm、質量は32.7kg。
Heresy IVは、「異端」を意味するHeresy(ヘレシー)の名前通り、常識にとらわれないアプローチでオーディオの世界に新風を巻き起こしてきたとアピールするモデル。コンパクトな筐体に、高域には25.4mmのチタニウム振動版コンプレッションドライバー(K-107-TI)、中高域には44.5mmのホーンロード型ポリイミド振動板コンプレッションドライバー(K-702)、低域には304.8mmのダイレクトラジエーター繊維複合材料コーンウーハー(K-28-E)を搭載。3ウェイ構成による高出力かつ明瞭なサウンドで、ロックの曲に適しているとのこと。
再生周波数帯域は48Hz - 20kHz(±4dB)、能率は99dB @ 2.83V 1m。定格入力は100Wで最大入力は400W。最大出力音圧レベルは116dB、インピーダンスは8Ω、クロスオーバー周波数は高域が4.5kHzで中高域が850Hz。
スピーカーターミナルは、バナナプラグ対応スクリュー式端子でバイワイヤリングに対応する。外形寸法は393.7W × 630.1H × 336.6Dmm、質量は20.41kg。