トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2025/05/30 10:48
受賞作品はアナログレコード『MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4』

「MUSIC AWARDS JAPAN」の“グランプリエンジニア賞”を内沼映二氏&北村勝敏氏が受賞

筑井真奈

国内最大規模の国際音楽賞として、今年初開催された「MUSIC AWARDS JAPAN」。“グランプリエンジニア賞”を、ミキシング・エンジニアの内沼映二氏と、カッティング・エンジニア北村勝敏氏が受賞した。受賞作品は『MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4』より、角田健一ビッグバンド「小さな花」。



第一回目の「MUSIC AWARDS JAPAN」が5月21日に発表された


「MUSIC AWARDS JAPAN」は、音楽産業に関わる5,000人以上の投票によって受賞作品が決定する新しい音楽アワード。投票には、アーティスト、クリエイター、レコード会社スタッフ、コンサートプロモーター、音楽出版社、海外音楽賞審査員など各分野のプロフェッショナルが参加しており、日本をはじめとするアジアの音楽を世界に発信するという目的で設立された。



カッティングエンジニアの北村勝敏氏(左)とミキシング・エンジニアの内沼映二氏(右)


最優秀楽曲賞やアーティスト賞などに加え、良質な音楽作品づくりに貢献したエンジニアを称える「グランプリエンジニア賞」も新設。日本プロ音楽録音賞(PMRAJ)と連携しており、PMRAJの各部門(放送部門を除く)の受賞作品の中から、日本プロ音楽録音賞審査委員と各レコード会社および営業スタジオから選出されたエンジニアにて審査を行い、今年のグランプリエンジニア賞が選出された。


今回は以下の5作品がノミネートされ、アナログ・ハーフインチマスターからダイレクトカッティングされた『MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4』の制作に携わった内沼映二氏と北村勝敏氏が受賞となった。


“グランプリエンジニア賞”受賞
・「小さな花」 角田健一ビッグバンド
(「MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4」より)
北村 勝敏(カッティング・エンジニア)
内沼 映二(ミキシング・エンジニア)


ノミネート作品
・「マーラー:交響曲第5番より第2楽章」(「マーラー:交響曲第5番」より)
アンドレア・バッティストーニ(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
塩澤利安(ミキシング・エンジニア)
佐藤 洋(マスタリング・エンジニア)


・「Sweetest Tune」
Travis Japan
酒井 秀和(マスタリング・エンジニア)
松橋 秀幸(ミキシング・エンジニア)


・「メタモルフォシス ? 〜2台のピアノのための〜」
(「天球の音楽 ミュージック・オブ・ザ・スフィア ― イマーシブ・クラシック」より)
長谷川慶岳(作曲)、後藤友香理(ピアノ)
鈴木 浩二(ミキシング・エンジニア)


・「ボクノート 〜for 20th Anniversary with Orchestra〜」
(「スキマスイッチ「Anniversary EP」より)
スキマスイッチ
甲斐俊郎(ミキシング・エンジニア)

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB