「MUSIC AWARDS JAPAN」の“グランプリエンジニア賞”を内沼映二氏&北村勝敏氏が受賞
筑井真奈国内最大規模の国際音楽賞として、今年初開催された「MUSIC AWARDS JAPAN」。“グランプリエンジニア賞”を、ミキシング・エンジニアの内沼映二氏と、カッティング・エンジニア北村勝敏氏が受賞した。受賞作品は『MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4』より、角田健一ビッグバンド「小さな花」。
「MUSIC AWARDS JAPAN」は、音楽産業に関わる5,000人以上の投票によって受賞作品が決定する新しい音楽アワード。投票には、アーティスト、クリエイター、レコード会社スタッフ、コンサートプロモーター、音楽出版社、海外音楽賞審査員など各分野のプロフェッショナルが参加しており、日本をはじめとするアジアの音楽を世界に発信するという目的で設立された。
最優秀楽曲賞やアーティスト賞などに加え、良質な音楽作品づくりに貢献したエンジニアを称える「グランプリエンジニア賞」も新設。日本プロ音楽録音賞(PMRAJ)と連携しており、PMRAJの各部門(放送部門を除く)の受賞作品の中から、日本プロ音楽録音賞審査委員と各レコード会社および営業スタジオから選出されたエンジニアにて審査を行い、今年のグランプリエンジニア賞が選出された。
今回は以下の5作品がノミネートされ、アナログ・ハーフインチマスターからダイレクトカッティングされた『MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4』の制作に携わった内沼映二氏と北村勝敏氏が受賞となった。
“グランプリエンジニア賞”受賞
・「小さな花」 角田健一ビッグバンド
(「MIXER'S LAB SOUND SERIES Vol.4」より)
北村 勝敏(カッティング・エンジニア)
内沼 映二(ミキシング・エンジニア)
ノミネート作品
・「マーラー:交響曲第5番より第2楽章」(「マーラー:交響曲第5番」より)
アンドレア・バッティストーニ(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団
塩澤利安(ミキシング・エンジニア)
佐藤 洋(マスタリング・エンジニア)
・「Sweetest Tune」
Travis Japan
酒井 秀和(マスタリング・エンジニア)
松橋 秀幸(ミキシング・エンジニア)
・「メタモルフォシス ? 〜2台のピアノのための〜」
(「天球の音楽 ミュージック・オブ・ザ・スフィア ― イマーシブ・クラシック」より)
長谷川慶岳(作曲)、後藤友香理(ピアノ)
鈴木 浩二(ミキシング・エンジニア)
・「ボクノート 〜for 20th Anniversary with Orchestra〜」
(「スキマスイッチ「Anniversary EP」より)
スキマスイッチ
甲斐俊郎(ミキシング・エンジニア)