トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2025/02/10 11:41
初のフロントディスプレイを装備

【ミニレビュー有】BLUESOUND、旗艦ネットワークプレーヤー「NODE ICON」。世界初のDAコンバーター技術「QRONO」搭載

筑井真奈
(株)PDNは、同社が取り扱うカナダBLUESOUNDブランドより、フラグシップとなるネットワークプレーヤー「NODE ICON」を2月15日に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は税込220,000円前後。

BLUESOUND「NODE ICON」。初のフロントディスプレイを搭載する

BLUESOUNDのネットワークプレーヤーとしては初のフロントディスプレイを搭載、再生中の楽曲のアルバムアートやフォーマットなどを表示することができる。寸法はBLUESOUNDのネットワークプレーヤーとしては最大サイズで、フロントがわずかに斜めになったデザインは、先日発表された「NODE NANO」とも共通する。

フロントが僅かに斜めになったデザインはNODE NANOと共通

「NODE ICON」(左)と「NODE」(右)。同社のネットワークプレーヤーとしては最大サイズとなる

また、BLUESOUNDの親会社であるLenbrookがMQAの開発チームを2023年に買収したが、このチームが新たに開発したデジタルフィルター「QRONO」を世界で初めて搭載。時間軸情報をより正確に処理し正確なデジタル - アナログ変換ができる技術と謳われている。

DAコンバーターの新テクノロジーQRONOを初搭載する

なお、MQAが「オーディオ折り紙」と呼ばれ、データ量の大きいハイレゾ音源をコンパクトに小さくする(折りたたむ)技術で、音源(ソフト)とオーディオ機器(ハード)の双方に対して展開されていたのに対し、今回のQRONOはあくまでDAコンバーター(ハードウェア)に組み込まれる技術となっている。

これまでのネットワークプレーヤー同様、BluOSプラットフォームを搭載しており、QobuzやAmazon Musicを含む各種ストリーミングサービスとの連携が可能。専用の「BluOS」アプリを用いて、選曲やボリュームコントロール、各種設定も全て行える。

そのほかRCAの入力端子が搭載されたほか、RCAとXLRの出力端子も搭載。サブウーファーアウトのほか、6.3mmのヘッドホン端子が筐体左右に2系統搭載される。パラレルで出力されており、ヘッドホンの2系統同時出力も可能。

NODE ICONの背面端子。XLRバランス出力が搭載されたことも大きな特徴

左右に2か所ヘッドホン出力端子が搭載される

そのほかUSB TypeA端子は2系統装備。NODE NANOでは1系統だったのに対しこちらは2系統装備することで、外付けHDDを接続しながら、外部DACにUSB出力すると言った使い方も可能となる。

さらに今回初搭載の機能として、ルーム補正機能「Dirac Live」にも対応。別売りオプションのマイクキット(オープン価格、市場想定価格は税込8,800円前後)と組み合わせることで、Diracの補正が使えるようになる。なお、ソフトウェアの使用料金は別途必要で、500Hz以下のみ対応するLimited版が159 USドル、完全版が249 USドル。1機種につき1ライセンスが必要となる。

オプションで購入できる補正用マイクキット

■QobuzにてNODE ICONの音質をチェック!



PDNの試聴室にて、パラダイムのスピーカー「Persona 9H」と組み合わせてNODE ICONの音質を試聴した。再生はQobuzを用いている。

パラダイムの「Persona 9H」でNODE NANOの音質をチェック

先日発表されたNODE NANOも同じ環境(その時はスピーカーは「Founder 40B」であったが)で試聴しており、その時の記憶も鮮明に残っているが、やはり比較するとノイズ感の少なさや見通しの良さにしっかりとグレードの違いを感じられる。

ビリー・アイリッシュの「What I was made for」では吐息のニュアンス感がグッとしなやかでリアル、声の消えぎわの空気感などをしっかり再現してくれる。筐体がアルミとなったことや、ES9039Q2MのDACチップをデュアルで使用していることで、SNなどの性能の良さがしっかり現れていると実感できた。

QRONOの効果を確認するために、リンレコーズから発売されている加藤訓子作品をチェック。Qobuzで配信されているのも嬉しい。『KUNIKO PLAYS REICH 2』から、1曲目の「フォー・オルガンズ(4台のオルガン)」を聴くと、マラカスの規則正しい刻み、楽器の中の粒の動きまでリアルに見えるよう。打楽器の立ち上がりはオーディオ的に難度の高い再生であるが、過不足ない情報量を引き出していることがよく理解できた。QRONOのオンオフができないのは残念だが、新しいDAコンバーターの可能性として期待できそうだ。

QobuzでもKUNIKOの音源は配信されている

また、事前に測定してあったDirac Liveのオンオフの効果も試したが、これは圧倒的に「オン」の効果がある。オフの状態では音像がぼやけて過剰に膨らんでしまう印象で、この部屋では特に低域について、締まりのある切れ味の良さに効果を感じられた。

Dirac Liveのオンオフはアプリ上から設定できる

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 パナソニックHD、2Q決算は過去最高益更新、年間見通しも大幅上方修正。楠見社長「成長フェーズ転換へ兆しは見え始めた」
2 ヤマハのサウンドバー「B200A」をデスクトップとテレビで徹底検証! 小さなボディに込められたヤマハの本気
3 BS日テレ、映画『ゴジラ』第1作と『ゴジラ-1.0/C』を2週連続完全ノーカット放送
4 女子プロゴルフ「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」10/30から3日間の放送/配信予定
5 有機ELテレビはREGZAの新製品「48X770S」「55X770S」がベスト5入り<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング9月>
6 カーオーディオの“デジタル系”注目新ブランド続々登場。イース・コーポレーションの新製品発表会をレポート
7 SHANLING、ポータブルCDプレーヤー「EC Play」に新色追加。レトロブルーとミストパープルの2色
8 JBLの新サウンドバー「Cinema SB580MK2」は“映画館”に迫るサウンド! 末尾に1本型「SB510MK2」のレビューも
9 ソニー、11/6にヘッドホンの新製品を発表か?ティザーを公開
10 薬師丸ひろ子『Wの悲劇』、原田知世『時をかける少女』4K修復版など主演4作が11/4よりBS12で無料放送
11/2 11:23 更新

WEB